さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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小林麻央さんの訃報と乳がん

小林麻央さんが、亡くなられた。
ご自身のブログで、刻々と病状を公表されていたので、ブログの読者だけではなくメディアを通してその病状を知っていた多くの人にとって、大きなショックを与えたのでは?と、思っている。

実は、半年ほど前から「ある乳がん」について、書きたいと思いながら書けずにいた。
理由は、小林麻央さんに関連する内容だったからだ。
治療中で前向きなことを積極的にブログで書かれているのに、当事者でもない私が書いてしまって良いのだろうか?という、不安があったからだ。

「ある乳がん」とは、「授乳期乳がん」と呼ばれる「乳がん」のこと。
「乳がん」のタイプとして言われている「ルミナールA」とか「ルミナールB」、「HER2タイプ」そして「トリプルネガティブ」という、治療のための「乳がんタイプ」のことではない。
稀に「授乳期に乳がんに罹患してしまう」ことを、「授乳期乳がん」と呼ばれているという。
このお話しを聞いたのは、今年1月の半ば。
私の乳がんを見つけてくださり、5年間経過検診をしてくださった先生の講演会で、伺ったお話しだ。

一般的に、「がんは若いと進行が速い」と言われている。
全てのがんに言えるコトではないと思うのだが、「若い=代謝がよい=細胞の入れ替わりが早い」そんなイメージで、言われているのではないか?と、想像している。
それに対して「授乳期の乳がん」というのは、現実に進行そのものがとても速い。
理由は、「授乳期」という特殊な体の状態だからだ。

「授乳期」のお母さんの体は、一生懸命母乳を作る為に働いている。
母乳そのものは血液からできているので、当然母乳を作る為に、体中の血液は目まぐるしく体の中を駆け回っている。
「がん細胞」そのものは、血液とリンパ液に乗って体中にまき散らされる。
いつもより早い速度で、目まぐるしく体の中を駆け巡る血液に乗って、がん細胞がまき散らされるため、進行も早くなるのだ。

小林麻央さんの場合、「あれ?!おかしいな??」と感じた時、検査を担当したドクターが「生検」をしていれば、状況はもっと変わっていたかもしれない。
小林さんご自身も「乳がんかもしれない」と疑い、治療に向け積極的であったなら、やはり状況は全く違っていただろう。
数カ月放置をしてしまったために、最善の治療のチャンスを逃してしまったのかもしれない・・・。
「生検」を実施しなかったドクターが悪いわけでも、「乳がん」を疑い治療に向け積極的に動けなかった小林さんも悪いわけではない。
全てにおいて「タイミング」が合わなかったのだ。
そんなお話しをしてくださったのだ。

小林さんがご自身の「乳がん」を公表されたとき、既に乳房内だけではなく、骨や肺に転移をしている状態でⅣ期だった。
乳がんの進行状況はⅠ期~Ⅳ期と表されるが、転移が分かった時点で進行状況はⅣ期になる。
ただⅣ期だからと言って、病床に伏せっている状態なわけではない。
人によっては、Ⅳ期でも治療をしながら極普通の生活をしている方もいらっしゃる。
旅行に行ったり、マラソン大会に出場するような患者さんもいる。
むしろ「がん」という病気と向き合い、自分らしい生活を送るコトを望み実行をしている方も多いのだ。

そのような方たちにとって、小林さんのブログは勇気を与えたと思うし、そうであってほしいと願っている。
心よりご冥福をお祈りします。


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*Comment

NoTitle 

亡くなられたニュース拝見したとき
のんちゃんさんのことが頭に浮かびました。
本当にこうして生きていてくださり
出逢わせてくださりありがとうございます。
ちゃんと毎年自分も検診受けなければと思います。
  • posted by よっちママ 
  • URL 
  • 2017.06/25 08:50分 
  • [Edit]

Re: NoTitle 

よっちママさん、本当にお久しぶりです。
なかなか、よっちママさんのブログにもお伺いできず、失礼しております。

> 亡くなられたニュース拝見したとき
> のんちゃんさんのことが頭に浮かびました。
> 本当にこうして生きていてくださり
> 出逢わせてくださりありがとうございます。
> ちゃんと毎年自分も検診受けなければと思います。

なんとなくですが、私が乳がんになったのは「乳がんについて情報を発信しなさいよ!」
ということだったのかな?という気もしています。
仕事がら、文章を書くことにはある程度慣れているし、何より「根拠ある情報を探す」
のは本業ですから。
さほど影響力があるとは思えませんが、闘病記ではない「乳がん備忘録」という
情報発信をするブログがあっても良いのかな?という気がしています。

ちなみに・・・私は元気です。
寄る年波に勝てない部分もありますが(爆)

今日は、本当にコメントを頂き嬉しかったです。
また、お伺いしますね!
  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2017.06/25 22:38分 
  • [Edit]

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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
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