さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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10年経っても、乳がんの再発リスクは、変わらない

今日の明け方から降り始めた雪が、午前6時ころには積雪5㎝になり、大変な朝になってしまった名古屋です。
たまたま朝ゆっくりできる日だったので、こんな時こそじっくりと新聞を読む。
今朝の朝日新聞の一面には、ややショックな記事が掲載されていた。

朝日新聞: 「がん生存率、10年後は58% 3.5万人追跡調査」

「適切な治療を早く受ければ、平均値として58%の患者さんが生存している。」という、国立がんセンターの調査報告。
胃がんや大腸がんなどは、5年生存率から10年生存率は大きく下がることはないのですが、乳がんに限って言えば下がり続けている・・・ということが、このグラフから見て取れる。
この傾向は、乳がんだけではなく「肝がん」などにも言える、というデータ。

このデータを見たとき、いろいろなコトを考えてしまいました。
一つは、「乳がん」の特性である「ゆっくり進行する」という点。
治療後5年では見つからない状態だったがんが10年後見つかる、という可能性です。
もちろん、一言で「乳がん」と言っても、様々なタイプがあるので一概にいえるコトではありませんが、「乳がん」患者さんの多くが、私と同じ「ホルモン受容体タイプ」と呼ばれる、「ゆっくり進行タイプ」だとすると、このデータを示す理由がわかるような気がするのです。

もう一つは「転移」が、見つかりにくいのかな?という点。
上述した通り、多くの乳がん患者さんは「ホルモン受容体タイプ」。
私のような超✖4くらいの早期で見つかれば、完治の可能性が高いと言われていますが、「浸潤」した状態であれば、目に見えない小さながんの破片が、どこかへ飛んで行ってゆっくり大きくなっていっている可能性がある、という心配です。
実際、私もスパルタな主治医から「たぶん大丈夫だと思うけど、先のコトはわからないからね~。とにかくリスクを下げる生活をするコトが、一番大事。そうとしか言えないね」と、言われたことがある。
再発の可能性について、質問をした時も「乳がんそのものは、再発しやすいと考えたほうが良い」とも、言われたことがある。
私のレベルで?と思って聞き直した時が、「リスク下げる」という回答だったと思う。

もちろん、この追跡調査を始めた10年前と今の治療環境は随分違う。
何より、新しい抗がん剤や分子標的薬が、次々と登場している。
先日も「がんは、治る病気になる」という記事を、どこかの新聞で読んだばかりだ。
もちろん「治る」と言っても、「風邪が治る」というのとは意味が違う。
むしろ「がんという病気とうまく付き合う薬ができ、日常生活が送れるようになる」という意味のほうが、近いという気がしている。

ただ、今現在のこのデータを見る限り「やはり一生上手に付き合う病気が乳がんなのだな~」ということだと実感している。

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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
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乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
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