さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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乳がん、卒業検査&検診‐経過検診21回目‐

先月末から、PCの状態が思わしくなく、だましだまし使っていたのですが・・・立ち上げても、画面が真っ暗なまま
サポートセンターに連絡をするも、PCは復帰せず
ということで、新しいPCをやりくりをして購入。
我が家の家計には大打撃の春でした。

しかし、家計の大打撃はPC購入だけではありませんでした。
前からわかっていたことですが、スパルタな主治医が「卒業試験のつもりで、受けてね」と言っていた、「骨シンチグラフ」と「CT」の検査があり、20日行ってきました。
「骨シンチグラフィ」の検査は、PET-CTほどではないにしても、高額な検査。
福沢先生が、ヒラヒラと飛んでいきました

いつも通りに病院に到着。
そして放射線科での受付。
この5年間で、随分慣れた手順で検査の受付を済ませる。
「骨シンチグラフィ」という検査は、以前にも拙ブログでもエントリした通り、放射性化合物の検査薬を注射し、骨に集めて特殊なレントゲン装置で撮影する、という検査。
その検査薬が、とても高価なのです。
今回が最後と思い、注射を担当してくださった先生(若い男性医師2名)に伺ったところ、1回の検査薬のお値段、何と!3万円
PET‐CTの検査薬は10万ですから、それよりは安いのですが・・・いくら保険適用で3割負担とはいえ、高額な検査であることには変わらず
しかも、検査薬を注射してから検査までの時間が、3時間ほどかかる。
その間にCTを撮影するのだが、CTの撮影そのものは10分もかからない。
CT検査の後の時間を、いかに過ごすのか!というのが、ポイントの検査でもあるのだ。

当然ですが、CT検査があったため、朝食は抜き。CT検査が終わったら、病院内にあるカフェで朝食。
考えてみれば、私が初めて入院のための検査に来た時には、院内にはカフェなどはありませんでしたね。
最近は、大きな病院には大体カフェがあるようで、父が心筋梗塞で入院していた大学病院には「タリーズ」がありました。
ちなみに、鳥取県初!鳥取県内唯一!の「タリーズ」だったようです。
病院内のカフェで朝食を食べたら、病院内にある様々なお知らせを見て歩く。
病院が発行している広報紙などは、読んでみると案外面白い発見がある。
特にドクターが書かれるコラムなどは、「なるほどね~」と思うところも多い。
カフェの朝食が、9時半過ぎだったので、お昼ご飯は軽めにおにぎり。
というのも、「骨シンチグラフィ」で使用する放射性物質は、骨に集まる性質を持っているのですが、余分な検査薬は体の外におしっことして出さなくてはいけないのです。
少々の水分摂取では、体の外へ出すことができないため、大量の水分摂取のために自宅から750mlのペットボトルにお茶を入れて持ってきたのです。
そのペットのお茶を何とか12時までには飲み切り、検査開始の15分前には検査室へ。
この時ばかりは、検査着に着替えてください、という検査技師さんの指示があり、検査着に着替え。
過去2回は経験している「骨シンチグラフィ」。顔の数センチのところまでカメラレンズが見えない、プラスチック製の板が迫ってくる。撮影した写真がブレないように体全体を拘束される。
「骨シンチグラフィ」の検査を受ける度に思っていたのだが、とても「圧迫感」というか「緊張感を迫られる」検査だと感じている。MRIなどの場合、「閉所恐怖症の方はご遠慮ください」という内容の注意事項があったと思うのだが、「骨シンチグラフィ」に関しては、そのような注意事項は聞いたことがない。でも、苦手だと感じる人は案外多いような気がする検査。

「骨シンチグラフィ」の検査は、13時過ぎには終了。
残るは、スパルタな主治医の診察だけ。
外科の診察受付を済ませ、テレビを見て過ごす。
診察を待つ人も、午前に比べるとずいぶん少ない。
診察の呼び出しの順番を表示するボードには「30分遅れ」という表示がされているが、経過検診の最初のころは「120分遅れ」は当たり前、結局2時間半遅れということもあった。
そのころに比べると、ずいぶん待つ時間が短くなった。
それだけ「乳腺外科」の先生が増えた、ということだ。
もっとも、スパルタな主治医以外はすべて女性の医師。
女性の活躍が目立つのも「乳腺外科」の特徴かもしれない。

そんなことを思いながら、テレビを見ていたら自分の受付番号が、表示される。
「こんにちは」と、この5年間変わらない挨拶をして入室。
「あぁぁぁ」と、こちらも5年間変わらないスパルタな主治医の挨拶。
「で、前回の血液検査の結果と今日のCTと骨シンチの検査結果だけど・・・問題なしだね。これで、5年終了だね」とスパルタな主治医はニコリともせず、淡々と話す。
「CTの映像を見ても、肺にも肝臓にも問題がないね。思ったよりも内臓脂肪は増えていないみたいだけど、皮下脂肪が・・・。骨シンチも(と言って、PCの画面は骨シンチの別名ガイコツ写真に代わる)問題ないけど、骨がこれだけ華奢なのに、体の線がここまであるというのは、皮下脂肪が多いということだから」
と言って、画像に映し出される骨シンチの写真にうっすら映る私のボディラインをマウスで指し示す、スパルタな主治医。
「(面目ない・・・
と、声にならない心の声。
これまで、散々「スパルタな主治医」と書いてきている理由は、このように「患者に対して、言い訳ができないデータでダメ出しをする」からだ。
言われた側からすると、「そうですね・・・」としか、言いようがない。
そして、こちらが何か質問をしようとすると「説明して、わかる?」という態度がありありだからだ。
この「説明してわかる?」ということに関しては、「それは、説明を聞かないとわかりませんから」と、最初に言ってしまったので、「それもそうだね」ということで、乳がんに関する疑問を診察の度にすることができたし、その質問から発展した質問を重ねてすることもできた。
何より、最初の時一番心強かったのは、スパルタな主治医が監修した某製薬会社の「私の(乳がん)記録ノート」が、あったことだった。
スパルタな主治医が「早期だから、あなたには関係ないよ」と言っても、「でも・・・先生、先生が監修された記録ノートには『主治医に確認しましょう』と、書いてありますけど・・・」と、食い下がったことで、スパルタな主治医は「確かにね」と言って、答えてくれた。
この最初の質問で、スパルタな主治医は「この患者は、自分の乳がんと対峙して治療をするんだ」という印象を与えることができたのかもしれない。
それが結果的には、よかったように思う。

そんなことを思い出しながら、この5年間の経過をCT画像と骨シンチグラフィの画像を見ながら、最後の最後までスパルタなことを笑顔で話す主治医。
「これで、5年が終了。無事卒業だね。次回は1年後。マンモグラフィと超音波の検査、検診。一応予約は入れておくけど、1年後のスケジュールはわからないから、半年後、予約の入れ直しをして」
「ありがとうございました」
と挨拶をして、退室。

無事5年が過ぎたことにホッとしながら、「1年後か・・・」と思ったら少し寂しい気がした。
確かにスパルタで、歯に衣着せぬ暴言と説明不足感満載の主治医だが、私にとっては経過検診に行くことは、一つの楽しみでもあった。
もちろん早期で深刻な話がなかったからだと思うのだが、スパルタな主治医からは「自分の病気と向き合う大切さ」と「医療者との付き合い方」のようなものを、学ばせていただいたように思う。

さて、1年後「皮下脂肪、減ってるね」と言わせないとね!
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*Comment

No title 

よかったぁぁぁぁ
ご卒業おめでとうございます!!!!!
  • posted by よっちママ 
  • URL 
  • 2015.04/25 08:27分 
  • [Edit]

No title 

卒業検査、無事に終了してよかったですねv-10
おめでとうございます!
私の主治医は亡くなりましたが、「患者も賢くならないとダメ」とおっしゃって、勉強会を開いてくださるようなドクターでした。

のんチャンさんの前向きで冷静な病気に対するお気持ちがブログから伝わります。
これからもお大事になさってくださいねv-290

私も皮下脂肪・・、内臓脂肪落さないと・・(汗)
  • posted by ベスパ・マンダリニア 
  • URL 
  • 2015.04/25 13:17分 
  • [Edit]

ありがとうございます、よっちママさん 

お返事遅くなりました。

> よかったぁぁぁぁ
> ご卒業おめでとうございます!!!!!

ありがとうございます、よっちママさん。
スパルタな主治医から「無事5年終了だね」と言われたときには、ホッとしました。
  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2015.04/27 21:56分 
  • [Edit]

ベスパさん、ありがとうございます 

> 卒業検査、無事に終了してよかったですねv-10
> おめでとうございます!
ベスパさん、ありがとうございます。

> 私の主治医は亡くなりましたが、「患者も賢くならないとダメ」とおっしゃって、勉強会を開いてくださるようなドクターでした。
ベスパさんの主治医さんの「患者も賢くならないとダメ」というのは、大切な部分ですね。
そして、本当の意味での「患者本位」の主治医さんだったのですね。


> のんチャンさんの前向きで冷静な病気に対するお気持ちがブログから伝わります。
> これからもお大事になさってくださいねv-290
ありがとうございます。
前向きであったことは確かなんですが・・・冷静だったかは???
ただ、ブログにUpするときには「闘病記」にするつもりはなく、拙いブログですが「乳がん」という病気を知ってもらいたくて、極力客観的というか理性的に書いてきました。

> 私も皮下脂肪・・、内臓脂肪落さないと・・(汗)
この課題というか、宿題が一番高いハードルですv-393
  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2015.04/27 22:03分 
  • [Edit]

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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

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