さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

父の入院で考えたこと

先回は、父の入院についてざっくり(?)とまとめさせていただいた。
ある部分、「父の心筋梗塞備忘録」という感じ。
父の病状経過とその時々で感じたこと、そして今の医療情勢のようなことをこれからしばらくまとめておきたい。

父の慢心
父の心筋梗塞の発作が起きたのは、午前4時半ごろ。
この時点で、すぐ救急車を呼べば、おそらく父の入院は3週間前後だったと思われる。
しかし、すぐに救急車を呼ばなかったのは、父なりの理由があったらしい。
以前「狭心症」を患ってはいたのだが、比較的軽かったため「今回も前回と同じくらいだろう」という、慢心があったようだ。
それだけではなく、日頃からご近所の方々から「年の割には元気!」といわれ、本人も健康雑誌などが大好きな「健康オタク」のようなところがあった。
そのため、激しい胸の痛みも「しばらく我慢すれば大丈夫」と、変に楽観していたようだ。
もう一つは、「救急車を呼ぶ」ということに対する抵抗感。
父は「近所迷惑」と言ってはいたが、その実、高齢者が多く住む地域なので毎日のように救急車のサイレンがどこかで聞こえる、という状況。
しかし、ご近所でも「元気」で通っている自分が、救急車で運ばれる、ということに強い抵抗感があったように思われる。
「父のプライド」が、救急車を呼ぶことを拒んだようだ。
昨年、父が自転車で転倒し、左半身打撲になった時も帰省をし、連日病院に付き添ったのだが、その時「昨日と違う症状が現れたら、即病院に行くこと!」ということは、口を酸っぱくして話していた。
にもかかわらず・・・

大学病院の集中治療室の看護師さんは「ご高齢の方ほど、我慢に我慢を重ねて、救急車で運ばれたときには重篤な状況とい方は多いんですよ」といわれたが、全くその通り!という状況だった。
もちろん、この会話は父がいる前で話をし「だから、即救急車といったでしょ!」と重ねて話すことは忘れなかった。
苦笑いをした父だったが「苦笑いができるのも、適切な処置を緊急でしてくださった主治医のおかげだし、その後しっかりサポートをしてくださっている看護師さんたちのご尽力の賜物だからね!」と畳み掛けるように、説明をする。
その後、実家に一人で帰った時父が日記兼家計簿(といっても、○○で××をいくら買った、という程度の内容)が、こたつの脇にあるのを発見し、何気なく開いてみたら相当な痛みを感じながら書いていたのだろうな~と思われるほど、乱れた文字で「早朝4時半ごろ、急激な胸の痛み。午後、娘に電話する」と書いてあった。

CCUでの経過
父が入院した病院のICUには循環器専門のICUがあった。CCUという名前だ。
当然運ばれてくる患者さんは、父と同じ心筋梗塞などの心疾患の患者さんばかり。
そうはいっても、父の回復力は看護師さんも驚く部分があった。
私が1回目の帰省をした翌日から、リハビリが始まりベッドの上で足首を動かしたりする運動が理学療法士さんの指導の下スタート。
父のせっかちで負けん気の強い性格から、足首を動かす回数も多く速い。
それを理学療法士さんに「1回の数を多くするのではなく、同じ回数をするなら日に数回に分けてゆっくりしましょうね」と、指摘をされる。
最初の1週間はベッドの上で腕を動かしたり、足を動かしたりというレベルの運動。
当然点滴や心拍数や血圧などを図る装置が体についているだけではなく、外付けのペースメーカーも装着しているため、運動そのものが制限されていた。
この外付けのペースメーカーで、父の心臓を電気的に動かしている、という状況なのだが意外にも早く、ある程度の自発鼓動ができるようになったため、ペースメーカーの埋め込みは見送られることになった。
そしてもう一つ、担当主治医の先生から指摘されたことは「睡眠時に呼吸が止まる」という点だった。
実は、父は若いころからものすごい鼾をかいていた。
中年太りとともに、鼾のボリュームは大きくなり、私などは一時期父の鼾で不眠症になりそうになったことがある。
となりの部屋で寝ているわけではないのに、寝付けないほどの大ボリュームの鼾だったのだ。
ご存じの方も多いと思うのですが、鼾をかく人の中には「睡眠時無呼吸症候群」の方がいる。
父の場合も「睡眠時無呼吸症候群」なのでは、という指摘は何度もしてきたのだが、父が嫌がり検査→治療することがなかった。
この「睡眠時無呼吸症候群」が、父の「心筋梗塞」の遠因になったのでは?と私と兄たちは考えている。
もう一つの要因は、若いころヘビースモーカーで相当量のお酒を飲んでいた、ということだ。
父のヘビースモーキングぶりは尋常ではなく、ひどいときは1日100~200本、「ハイライト」を吸っていた。
とはいっても、父がタバコを止めたのは45年以上前。
それでもその頃の影響が、45年以上経ってから「心筋梗塞」という病気となって現れたのだった。
父のCCU入院は、治療だけではなく、心筋梗塞となった要因や検査も兼ねるような内容になったのだった。
スポンサーサイト

*Comment

NoTitle 

お父様、ペースメーカーの埋め込み手術は避けられたのですね、よかったですねv-290
救急車を呼ぶのは抵抗があるんですね・・
地域によっては、無償で緊急事態を知らせられる装置の貸し出しがあるのですが(腕時計タイプでボタンを押すものと、壁に付けたもの2つありました)、お父様のところもあるといいですね。
離れていると、何かと心配になられることでしょう・・。
お父様がリハビリをしっかり頑張ってらっしゃることは、
うれしいですよね。早くご退院できますようにv-290
  • posted by ベスパ・マンダリニア 
  • URL 
  • 2015.03/29 17:42分 
  • [Edit]

ベスパさん、ご心配いただきありがとうございます。 

ぺスパさん、ご心配いただきありがとうございます。

> お父様、ペースメーカーの埋め込み手術は避けられたのですね、よかったですねv-290
一時はペースメーカーの埋め込み手術も覚悟したのですが、担当主治医の先生や他の心疾患担当の先生からも「自発ができているから、必要ありません」といわれ、ホッとしました。

> 救急車を呼ぶのは抵抗があるんですね・・
> 地域によっては、無償で緊急事態を知らせられる装置の貸し出しがあるのですが(腕時計タイプでボタンを押すものと、壁に付けたもの2つありました)、お父様のところもあるといいですね。
実は、父の持っている携帯(ガラケー)には、緊急呼び出しの機能がついていたんです。
その緊急機能の使い方まで、きちんと教えていたのですが・・・。
いざとなると×みたいです。
今後は「見守りITシステム」の導入をしなくては!と、検討中です。

> 離れていると、何かと心配になられることでしょう・・。
> お父様がリハビリをしっかり頑張ってらっしゃることは、
> うれしいですよね。早くご退院できますようにv-290
おかげ様で、2月11日に無事退院することができました。
心配は心配なのですが、今回のコトがあってから頻繁に電話が来るようになりました。
お彼岸に帰省した時も、元気そうでホッとしています。
  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2015.04/01 21:58分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

ブログ内検索

最近の記事

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。