さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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「肺がん治療」も日進月歩

毎年9月の第一週の土曜日は、「愛知県がんセンター」のメイン公開講座が開催されている。
他にも、研究所見学ツアーやパネル展示などがあり、日頃知るコトがないがんセンターの活動を知る機会になっている。この公開講座に出掛ける様になって、今年で3回目。
私にとっても、毎年のスケジュールに組み込む様になった
先週の土曜日が丁度その日で、今回は「肺がん」がテーマだった。

カテゴリーが「乳がん」しかないので、一応「乳がん」にしていますが私自身は、手術から「問題無し」を積み重ねて4年が経過し、5年目に突入したため「乳がん備忘録」としてUpする内容が、減っている。
カテゴリーは「乳がん」ですが、これからは「がん全般」について、私がお出かけした公開講座の内容などをUpして行きたいと思っているので、ご容赦下さい

講演は2部構成。
第1部を講演された先生方3人の内お一人は、「予防」という分野の研究者。
他の2名は、臨床(=実際に患者さんを見ている)の現場で活躍をされている先生。
その為、お話も「今の肺がん治療」という現実的で難しい内容。
時々(?)睡魔に襲われたので、講演会の内容も相当飛んでしまい・・・
第2部は、肺がんサバイバーで落語家の樋口強さんの講演と創作落語。
こちらは、しっかりと楽しむことができました

第1部の1「禁煙だけではない、肺がん予防」
日本人の死因の第一位は「がん」で、男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんに罹患・・・と言うことは、様々なところで言われる様になってきたので、ご存じの方も多いと思う。
では、「がん」で亡くなる方の内一番多い「がん種」は?というと、余り知られていないかも知れない。
実は「肺がん」なんですね(男性では、1位、女性では2位)。
そして最近、多くなってきているのが「非喫煙者の肺がん」。
「肺がん」の最大リスクは、喫煙。
しかしそれだけでは無いんですね。
「非喫煙者の肺がん」というのは、ある特徴があると言われています。
それは「アジア系・女性」に多いと言うこと。
欧米の「肺がん」の主流が、「小細胞肺がん」と呼ばれる「喫煙」によるタイプ。
日本で増えてきているのが「非小細胞肺がん」と呼ばれる、「喫煙習慣がない女性の肺がん」なのです。

そこでいろいろ調べてみると、日常生活で注意することである程度「予防」することができるらしい(?!)ということがわかってきたそうです。
その一つが、食事。
「大豆製品」の積極的な摂取によって、ある程度予防効果が期待できる。と言うお話でした。
拙ブログに来て下さる方なら、ご存じかも知れませんが・・・実は「大豆製品=大豆イソフラボン」は、がんの中でも「ホルモンに関係するタイプのがん予防に効果的」と言われています。
その代表が、私が罹患した「ホルモン受容体タイプの乳がん」。
天皇陛下も罹患された「前立腺がん」も、実は「ホルモンに関係するがん」で、最近罹患者が増加傾向にあると言われています。
男性の皆さんも「大豆製品」は積極的に食べた方が、良いかも知れませんよ
他にも果物を積極的に摂ることも、大切と言うことでした。
昔から「朝の果物は、金(程の価値がある)」と言われていますからね、がん予防だけでは無く、朝の果物は体に良い!と言うことでしょう。
ただし、ジュースで代用できると言う訳では無いそうです。
他には・・・当たり前過ぎる(?)適度な運動と上手なストレス解消。
それらが出来ていれば、がんだけではなく他の病気にも罹患しないと・・・。

第1部の2「最新の肺がん診断と内科治療」
「肺がんの検査」というと、真っ先に思い浮かべるのは「レントゲン」ですよね!?
私も次回の経過検診では、「レントゲン」検査が予定に入っている。
その理由は「乳がん」の転移先の一つが、「肺」だから。
しかし・・・その「レントゲン検査」専門医からすると「・・・???」だそうです。
特に、集団検診と呼ばれる「健康診断」レベルでは、肺がんを見つける程の精度は余り期待できないらしい。
やはり「CT」による、検査・診断のほうが精度が高い、と言うお話でした。
でもね・・・「CT検査」って、結構大変なんですよね!(実感)。
検査そのものにかかる時間は20分ほどだと思いますが、なんだかんだで半日がかりの検査ですから。
私にとって一番きついのは、検査前の食事を抜くこと!
空腹でなくては意味がない!と言うことは判っていても、一番辛い!
「肺がん」そのものは「予後(治療した後)が余り良くない」と言われていますが、早期発見・早期治療であれば、5年生存率は80%。外科(=手術)が効果的なのも、早期治療の場合だそうです。

内科の先生なので、抗がん剤のお話も。
「肺がん」と一言で言っても、いろいろなタイプがあり、「小細胞肺がん」はここ30年位治療は変わっていないのだそうです。
元々「放射線治療」と「抗がん剤」が良く効くので、手術よりも「放射線治療と抗がん剤治療(「化学療法」とか「薬物療法」と呼ばれる)が優先される、と言うことでした(手術も実施される場合があり)。
「小細胞肺がん」は、抗がん剤や放射線治療が効果的なのに対し、「非小細胞肺がん」は「小細胞肺がん」で使われる抗がん剤が余り効かない。
そこで登場したのが「イレッサ」という、分子標的薬。
今「薬害裁判」が行われている「イレッサ」のこと。
問題になったのは「小細胞肺がん」の患者さんには、効果よりも副作用が強かったため問題になったのです。
「肺がん」と一言で言っても、様々な「タイプ=性格」があるので、「タイプ=性格」にあった治療をしないと、効果が期待できない、と言うことがわかった「薬」でもあるんですね。
とは言っても、「イレッサ」そのものは既に過去(?)の薬となりつつあるらしい。
「イレッサ」の次には「タルセバ」という「分子標的薬」が登場し、その後も新しい「分子標的薬」が登場しつつある、と言うことのようです。
他には「免疫療法」と呼ばれる、治療法も研究されているとか。
と言ってもネットなどで検索してヒットする「免疫療法」そのものは、「・・・???」だそうです。

第1部の3「肺がん 外科治療の最前線」
「小細胞肺がん」のように、「放射線や化学療法」などが優先されるケースもありますが、やはり「根治」の為の手段として「手術」という選択は、外せない。
特に早期発見・早期治療であれば、外科(=手術)はとても効果的治療、なんだそうです。
しかし・・・手術って大変ですよね。
術後の回復には時間がかかる・・・体力的にも精神的にも、回復に時間がかかると言うのは、患者にとってはとても辛いことなんですよね。
患者だけではなく、患者家族にとっても同じこと。
まして「肺」という臓器は、呼吸=命と直接関わる臓器。
肺機能が低下することで起きる様々なこと考えると、手術時間も手術をする範囲も「短く・狭く」が望ましい。
そこで最近では「胸腔鏡下手術」と言って、胸を大きく開き手術をするのではなく、胸部に2、3箇所穴を開け、そこから鉗子などを入れて行う手術が主流になりつつある、と言うことでした。
ただ「胸腔鏡下手術」そのものは、経験が必要な手術だそうでして・・・外科の先生なら誰でもできる、と言う訳では無いようです。

ここまでが、第1部の大雑把な内容。
「肺がん」そのものについては、知識が余りなく+途中で記憶が無くなると言う状況だったので、何処まで正確なレポートになっているのか?ハッキリ言って自信はありません!

次回は、第2部「いのちの落語~笑いは最高の抗がん剤」について






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*Comment

初めまして! 

のんちゃんさん、おはようございます!
初めましてです。
京風と申します。
今回の記事、とても興味深く読ませて頂きました。
自分は喫煙者で、肺がんのリスクは重々承知していましたけど、検査だけでもこんなに大変なんですね。
適度な運動とストレス解消…実践していきたいと思います。
  • posted by 京風 
  • URL 
  • 2014.09/10 07:45分 
  • [Edit]

こちらこそ、 初めまして 

はじめまして、京風さん。
コメントありがとうございます。

> 今回の記事、とても興味深く読ませて頂きました。
> 自分は喫煙者で、肺がんのリスクは重々承知していましたけど、検査だけでもこんなに大変なんですね。
> 適度な運動とストレス解消…実践していきたいと思います。

実は、20歳から喫煙を始めて39歳で禁煙をした方と、禁煙されなかった方とでは「肺がんリスク」が2倍くらい(だったかな?)違うんですよ。
より問題なのは、一緒に生活をしている人に対する「肺がんリスク」だけでは無く、「咽頭がんや食道がんリスク」を上げてしまうこと。
「喫煙=肺がん」というイメージが強いのですが、実は「咽頭がん」や「食道がん」のほうがリスクが高いんです。

タバコは嗜好品なので「やめて!」とは言いませんが、ご自身とご家族にかかる様々なリスクを考えて下されば・・・と思います。
それと「肺がん検査」の中には「喀痰検査」という検査があります。
喫煙者を対象とした検査ですので、検査を受けられることをお勧めします。


  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2014.09/11 20:35分 
  • [Edit]

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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

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