今回は「完敗」?-経過検診-
4年が過ぎ、5年目になると・・・今回で何回目だったけ?と言う状態

病院に行く度に感じることは、「日本社会の縮図」ということ。
とにかく「後期高齢者」と思われる、年配者が多い。
総合病院なので、当然といえば当然なのですが・・・実は昨年「臨床中核病院」という、「治験」などの臨床研究の指定病院となったのですが、その研究の中心は「小児血液がん」だったと思う。
と言うことは、「臨床研究」と患者さんとの相関関係は無い・・・と言うこと?と、思いながら再診受付をする。
やや出遅れたので外科の受付が遅くなったな~と思っていたら、何と!乳腺の2番目

そのまま、待合所の椅子に座りテレビを眺めつつ、持参した本を読み順番を待つ。
ちなみにテレビでは、NHKの「あさイチ」が放送中。
テーマは「超常現象」でした。
「幽霊」とか「UFO」などは、現実に存在するのか?と言うことを、大まじめに検証していました。
受付番号が、診察呼び出し表示がされ診察室へ。
「こんにちは」と挨拶をして、入室。
カバンを乱れかごに入れ、しばしスパルタな主治医と話。
「変わりないね」
「多分・・・最近太った感がありますが

「そうだね、ふっくらした感じたするね。幸せ太り?」
「(キッパリ)それは無いです!」
「無いの?!薬を処方していないので、太ることは再発リスクだからね。気をつけないといけないね

「は・・・判っているのですが

そうなんです、「中年期以降の肥満は乳がんリスク」。
その為ダイエットに励み、7㎏体重を減らしたのですが・・・昨年の夏から続いた「もやもやした体調不良」を理由に、お散歩をサボったり、おやつ食べ放題をしたり・・・最近太ったな~実感があったのです。
事実、4㎏増

「今日は、採血をして・・・次回だけど、来月は?」
「先生のスケジュールは大丈夫ですか?」
「来月は、学会があるからな・・・」
「私は、いつでも良いですが」
「いつも忙しいんだよね。じゃあ来年に・・・と言う訳にはいかないからな~」
「それでは今日の採血結果を聞く意味がありませんから、再来月の末はいかがでしょう?」
「それも、そうだね。じゃあ、10月にしようか。この時(10月の診察の前に)レントゲンね」
「ハイ、一応予定をしていたので大丈夫です」
「それじゃ・・・」
と、いつもの質問タイムもなく終わりそうになり、急いで
「あの~先日WHOから『抗がん剤使用について』という、報道があったようですが?」
「あぁぁ、それはまだまだ先の話だから」
と言う、意味が分かったような分からなかったような回答を得て退室。
何と!午前9時半には会計まで済んでしまったのでした

今回の検診はまともな会話も成立できず、スパルタな主治医の完勝!でした

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