さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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科学の進歩が、世界を変える?

何とも、タイトルとカテゴリーがあわないエントリ。
でも、理由があるんです。

今日、某大学が年に2,3回開いている「市民公開講座」に出掛けてきた。
いくつか興味深い講座があったなかで選んだのが「プラズマでがんを治す?」というテーマの講座。
そして、とても面白く、興味深い内容だった。
講師としてお話をして下さった先生(大学教授)のお話は、分かり易く引き込まれてしまう内容。
ちなみに、とてもダンディーな先生でした

そもそも、私がこの講座を選んだ理由は・・・説明しなくても拙ブログに来て下さる方ならおわかりですね!
日進月歩のがん治療を知るためです。
もう一つは、「プラズマ=オーロラ」と言うイメージしか無かった私には、「オーロラががんを治すの?」という疑問符だらけ。最近は某有名乳製品メーカーから「プラズマ乳酸菌」という商品も登場しているので、「プラズマって何?」ということも知りたかった。

で、結論から言いますと・・・。
現時点では、「第4のがん治療」となる可能性が大だが、科学的根拠とその仕組みの解明が急がれる、と言う状況。
そもそも「プラズマ」というのは、血漿のこと。
それを、現在多くの人がイメージする「オーロラ現象」の様な、陽イオンと電子に電離した気体ではない。
この「陽イオンと電子が電離した状態の気体」を発見した人が、血漿(=血液の流れ)に似ているな~~と思って、「血漿=プラズマ」という名付けてしまったらしい。

そして本題。
今回お話をして下さった先生は、「常温・常圧(=私達の日常生活ができる環境)で、オーロラを創る」ことに成功!
これだけでも凄い!と思うのですが、先生は、これを様々な分野で活かすことはできないか?と考え、思いつかれたのが「がん治療だった」というわけです。
と言うのも、「プラズマ」は私達の生活のあらゆる場面で既に使われていて、例えばスマホや太陽光パネルなども「プラズマ」という現象を使った技術によってできているモノ(そんなコト、知らなかった~~~
次の新しい分野として、医療特にがん治療に効果があるのでは?と言うことなのです。
と言うのも、現在のがん治療は「手術・放射線・薬物療法(「化学療法」とも言う)」の3本柱。
しかし、がん種によっては手術が適さないがんもあり、すべてのがん治療に適応できる訳ではない。
放射線の場合、照射された場所の皮膚細胞が破壊されることで、皮膚が黒ずんだり汗腺が壊れてしまったりして、日常生活に支障をきたすこともある。
抗がん剤などの薬物療法は、ご存じの通り激しい副作用がある。
また、がんが抗がん剤に対して耐性を持ってしまい、抗がん剤の効果が無くなる、と言うことも起きてくる。
特に、抗がん剤治療を要する患者さんの多くは「転移・進行」という状態が多く。
転移している場合は、「完治が見込めない」というのが一般的な考え方。
言い換えれば、がんで完治が期待できるのは「初発で早期」だった時だけなのだ。

ところがこの「プラズマ」の現象を使った技術は、がんを直接狙い撃ちにするのではなく、「がんが勝手に死んでいく」様に、がんの巣の環境を変えるコトができると言う。
「がんが勝手に死んでいく」のだから、当然周囲の健康な細胞には全く影響が無い。
それどころか、シャーレでの実験では周囲の健康な細胞は逆に活性化!した、と言う。
と言うことは・・・「がんが勝手に死んでいく」のと同時に、健康な細胞が「がんを攻撃」しているかも知れない(と、私は思ったのだ)。
それだけではなく、「プラズマ」という現象を水中で起こさせること(この技術は、今回お話をして下さった先生の研究グループの独自技術らしい(是非国際特許を取得して下さい)ができるという。
「プラズマ現象化した水溶液」を使うことで、これまで治療が難しいとされている血液のがんへの利用も可能かも知れない、と言うお話だった。

もう一つ気になるのは、この「プラズマ発生装置」の価格と大きさ。
某生命保険会社のCMでおなじみの「高度先進医療」の一つ「陽子線治療(これも「放射線治療」の一種)」は、装置そのものが巨大で、新規に施設を造る必要がある。
だからと言って、すべてのがんに効果があるのか?と言うと、そうでは無い。
この「プラズマ発生装置」そのものは、手のひらに載せられるくらい小さなもの。
発生させる為に使う材料も比較的安価で、安全性も高い。

・・・となれば、一日も早い治療開始が望まれるのだが・・・上述した通り、新しい技術でありその科学的根拠や論理性など、まだまだ揃えなくてはならないことが多いのだ。
先生ご自身は、数年後には「臨床研究・治験」まで進めたい、と言うことだった。
10年先には、がんの第4の治療として広く使われている様になれば・・・と思いながら、帰ってきました。

講座の後、参加者からの質問を快く受けて下さった先生。
もちろん!私、手を上げ質問しました
とても丁寧に答えて下さった先生ですが・・・私が余りにも熱心(?)に質問をしたせいか、元々風邪気味だったらしいのですが、悪化されたようで・・・先生申し訳ありません


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のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

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