さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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私の目の前を、英語が通り過ぎていった・・・-2ー

そして、日本側「緩和ケア」の一つとして、「ピアサポート」の紹介と活動報告がされました。
拙ブログに来て下さる方の中には「ピアサポートって何?」と、思われる方もいらっしゃると思うので、一応解説。
「ピア(=仲間)+サポート(支える)」という、「がんと言う病気を経験した人が、がんという病気に対して不安に感じている人を傾聴という方法で、支え・不安を解消する」という考え方の活動。
ドクターなどの医療者では無いので、治療的なお話では無く、自分の経験と知識の習得とトレーニングによって、「共感し、相互扶助する、と言う医療者とはまた違う「心の痛み」を和らげる活動。
これらの教育プログラムは、毎年ピアサポート研究をされている先生と一緒になって、改定・充実を図る様にしているんです。
活動の中心は「がん拠点病院」で、比較的オープンな感じで活動をしているんですよ。
後は、名古屋市が開設している「サロン」。
名古屋って、案外やるでしょ!
ちなみに、「がん検診」はワンコイン・500円で受けられるんです

私の場合、経験不足過ぎて(それだけ、早期発見・早期治療で、良かったのですが)サポーターとして活動出来ない・・・。
会からご案内のある、講座などに参加してこの様に情報を発信するのが、私の役目かな?と言う感じの、ヘタレ会員なんです

そしてこの様な「ピアサポート」のあり方そのものが、注目され本年度からは「がん対策基本法」の中でも、この様な活動を積極的に推進して行く、と言うコトが決まっています。
もちろん、この説明は英語の堪能な会員でもアリ、ご自身がピアサポーターでもある方から、流ちょうな英語での説明。
この活動について、カナダチームはとても興味を示して、発表直後に「素晴らしいプログラム!!」と、賞賛
賞賛された後は、質問の嵐!
いくら英語が堪能な会員さんとは言え、大変だったと思います。
特に、医療者との連携や「Living-Will」については、出席をされていた愛知県がんセンター名誉総長をされているドクターなども加わり、とても熱い意見交換が行われたのでした。
日本の場合「Living-Will」のための法整備も必要かも知れません。

そのお話の中では、「在宅医療」という点でもお話がありました。
日本では80%くらいの方が、病院で亡くなっているです。
「自宅」はわずか10%程度、残り10%は「老人ホーム」などの施設だそうです。
ところが、カナダの場合40%が「自宅」なんです。
その理由が、「医療費の削減」。
理由を聞くと、ビックリでしょ。
日本でも「在宅医療」へのシフトしようとしていますが、カナダの様に「自宅で最期を迎える」ためのサポートがほとんど無いまま、家族の負担ばかりが多くなるのは・・・日本人の「死」に対する考えと医療制度そのものから見直さないと厳しいな~と言うのが、私の率直な感想。
それこそ「我が家の終末期医療チーム(ケアマネさんなど介護の専門家を含む)」を作らないと、難しいでしょうね。

その様な話し合いの中で、問題も新たに発見される訳です。
その問題とは「精神腫瘍科」と呼ばれる、がん治療の精神的な部分でケアをするドクターが不足している、と言う点。
英語で説明・通訳をされたピアサポーターさんは、実は治療の中心は日本なのですが、オーストラリアの永住権を持っている関係で、オーストラリアで「がんカウンセリング」を受けていらっしゃると言う方。
オーストラリアの場合、カウセリングは治療前からスタートして、治療中も続けられるという充実度。
この点は、カナダチームも感心をしていたかな?

もう一つは「ホスピス」と「緩和ケア」という、日本独特の問題。
「ホスピス=緩和ケア」の様に思われがちですが、「緩和ケア」は「痛みをコントロールする医療とサポート」。
「ホスピス」は、終末期を自分らしく過ごすコト。
日本の一部のドクターの様に、あっさり「余命3ヶ月」などと言って、実は1年以上ご存命できる可能性がある患者さんは、「ホスピス」の対象患者にはならないのです。
その認識を大きく変える時代が、医療者側にも迫られている、と言う気がしました。

話は全く違いますが、実は日本の医療制度って「皆保険制度」と言って保険制度そのものはとても充実しているんです。
ところが、国が国民に対してかける医療費(公的補助など)はOECD諸国の中でも、最下位。
ドクターの数も、最下位に近いんです。
医療設備や医療機器は、世界トップレベルなのですが・・・。

そんなコトを考えた、(私としては)とても疲れた会合でした
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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

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