さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

看護の日

昨日は「母の日」でした。
既に母は鬼籍に入ってしまったので、特別に何かをするというコトはしませんでした。
例年は、何かしら実家に送るのですが、今年はチョットさぼり
そしてもう一つ実は5月12日は「看護の日」でした。
知っていましたか?
実は、某新聞社の「看護の日」の啓発企画記事のインタビューの仕事の依頼があるまで、知りませんでした

記事そのものは昨日に出てしまっているので、拙ブログでアップするのは問題はないかな?と思いつつ、記事全部を書く訳にも行かないので、一部を紹介。
「看護の日」と言っても、新聞社各社で考えるテーマはいろいろ。
私に依頼があったのは「看護」と言っても、看護師さんをクローズアップする内容では無く、「看護をする人=医療に関わる人達」という、もっと幅の広い内容。
その中でも「がん治療に携わる医療関係者」という視点での、インタビュー依頼。

インタビューのお相手をして下さったのは、化学療法を担当しているドクターと歯科衛生士さん。
何故?と思われる組み合わせですが、実は口腔ケアとがんにおける化学療法は、連携が重要なんです。
抗がん剤治療での口内炎のケアだけでは無く、食道がんの場合は治療前から口腔ケアをするコトで、術後の感染症となりやすい肺炎を防ぐコトができる、と言うお話でした。

「食道がんと肺炎」と聞くと、昨年暮れ亡くなられた歌舞伎俳優の中村勘三郎さんを思い浮かべますが、勘三郎さんの肺炎は、通常の肺炎では無いので感染症ではないようです。
ただ、食道がんの手術後肺炎になる患者さんは、少なくないと言うお話でした。
せっかく手術は成功したのに、日頃の口腔ケアを怠っていたばかりに肺炎になり重篤な状況になってしまう、と言うのはがん治療に関わる医療者にとっては、とても残念なコト、と言うお話がありました。

一見、がん治療と口腔ケアって関係なさそうですが、感染症というキーワードで結びついている・・・残念なコトに、その様な連携が取れていないのも、日本のがん治療の問題点なんだそうです。
もちろん、インタビューに応えてくれたドクターや外科のドクターをはじめ歯科衛生士さんや認定看護師さん、栄養士さんなどが一つのチームとなって、患者さんを支えていく、と言う「チーム医療」の考えが、少しずつ認識されるようになり、そんな活動が一般的になる様に奮闘されている、と言うお話でした。

問題なのは、その様な「多層的チーム医療」の考えが、まだまだ全国同じレベルで起きていない、と言う「看護の日」インタビューでした。
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*Comment

看護の日 

聞いたことがありましたが、すっかり忘れていました(^-^;

がん治療と口腔ケアの重要性について、緩和ケアセミナーに行った時にも言われてましたが、実際、口の中まで気が回らなくなるんだろうなぁって感じています。

私は、子宮体がんだろうと思った時に、すぐに口腔外科に行ったので、その後、嫌でも通わなければいけなくて、口内炎も大きなことにならず助かったと思います。

通っている間は、嫌でしたけどね(--;)

科が違うから関係ないではなく、総合的に見なきゃいけないですね。
  • posted by 桃杏 
  • URL 
  • 2013.05/14 09:37分 
  • [Edit]

Re: 看護の日 

こんばんは、桃杏さん。

> 聞いたことがありましたが、すっかり忘れていました(^-^;
私は、このお仕事を頂くまで知りませんでした(大汗)

> がん治療と口腔ケアの重要性について、緩和ケアセミナーに行った時にも言われてましたが、実際、口の中まで気が回らなくなるんだろうなぁって感じています。
ほとんどの患者さんやそのご家族も、知らないと思います。
それまで検査、検査で不安な日々を送っていますから、例え知っていても後回しになってしまうと思います。

> 私は、子宮体がんだろうと思った時に、すぐに口腔外科に行ったので、その後、嫌でも通わなければいけなくて、口内炎も大きなことにならず助かったと思います。
> 通っている間は、嫌でしたけどね(--;)
歯科って、他の科に比べて通院するのが億劫ですよね。
本当は、口腔ケアってとても大事で、先日エントリした糖尿病予防にも役立つらしいです。
糖尿病が、様々な病気のハイリスクですから、口腔ケアはそれらの病気予防にも繋がる、と言うコトになりますよね。

> 科が違うから関係ないではなく、総合的に見なきゃいけないですね。
将来的には「がん治療=総合医療」という考えになるかも知れませんね。

  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2013.05/14 19:11分 
  • [Edit]

 

老人介護をしていると、最も怖いのは誤嚥性肺炎です。
三度の食後もですが、特に就寝前には電動歯ブラシで丁寧に磨いてやって、歯間ブラシ、歯周病予防のデンタルリンスをします。
これだけしても、過去一度誤嚥性肺炎を起こしました。
昼間でなく就寝後の唾液中の細菌が最も危険だそうです。
老人施設でも口腔ケアに力を入れるように行政から指導も入っているようです。
老人と癌手術後の患者さんが同じかはわからないですが、抵抗力が落ちている状態で口腔ケアを怠れば、誤嚥性肺炎のリスクは、食道がんに限らず高まるのかなと思いました。
副作用での口内炎のケアについては私にはわかりませんが。
また、民放で、信ぴょう性は疑問ですが、歯周病、歯槽膿漏の患者は心筋梗塞のリスクも高まると言っていました。口腔ケアは、あらゆる病気にかかわる重要なケアとして、ますます注目されそうですね。
まず自分が健康なうちから気をつけたいです。
  • posted by ジルちん 
  • URL 
  • 2013.05/21 01:32分 
  • [Edit]

ジルちんさん、コメントありがとうございます。 

ジルちんさん、コメントありがとうございます。

> 老人介護をしていると、最も怖いのは誤嚥性肺炎です。
> 三度の食後もですが、特に就寝前には電動歯ブラシで丁寧に磨いてやって、歯間ブラシ、歯周病予防のデンタルリンスをします。
> これだけしても、過去一度誤嚥性肺炎を起こしました。
> 昼間でなく就寝後の唾液中の細菌が最も危険だそうです。
> 老人施設でも口腔ケアに力を入れるように行政から指導も入っているようです。
> 老人と癌手術後の患者さんが同じかはわからないですが、抵抗力が落ちている状態で口腔ケアを怠れば、誤嚥性肺炎のリスクは、食道がんに限らず高まるのかなと思いました。
> 副作用での口内炎のケアについては私にはわかりませんが。
食道がんと肺炎の関係は、術前から口腔ケアをすると口の中の雑菌を他の場所に移すリスクが減る、と言う理由だそうです。
それとは別に、抗がん剤などにより口の渇きなどで雑菌が繁殖しやすくなり、誤嚥の原因を作りやすい、と言うお話もありました。

> また、民放で、信ぴょう性は疑問ですが、歯周病、歯槽膿漏の患者は心筋梗塞のリスクも高まると言っていました。口腔ケアは、あらゆる病気にかかわる重要なケアとして、ますます注目されそうですね。
口腔ケアそのものは、生活習慣病対策の一つとして考えられ始めているようです。
特に、糖尿病との関係が指摘されているようです。
ただ歯科医と内科医や外科医との連携が、とれていないのも現状で・・・。
そういう「医療の壁」のようなモノが、取り払われる様になると良いですね。

> まず自分が健康なうちから気をつけたいです。
私も、日頃の健康管理が一番大切なんだな~と、実感してます。
  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2013.05/21 17:46分 
  • [Edit]

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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
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乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
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