さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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現実なのだろうな・・・

カテゴリーは「乳がん」ですが、がん全般です。

新聞各社のWEBサイトに、興味深いデータが掲載されている。
内閣府の「がん対策に関する世論調査」の内容だ。
「時間ない 47%、怖い 36%」がん検診未受診の理由(紹介記事は産経新聞)
「がん治療・検査と仕事の両立、7割りが「困難」(紹介記事は讀賣新聞)

見出しの「がん検診を受診しない理由」を読むと、乳がんになる前の自分を見ているような、気がしない訳でもない。
ただ、第1位の「時間がない」と言うのは、本当の理由なのかな?と言う気がしている。
と言うのも、多くの企業では「人間ドック」の受診を30代半ばから勧めており、その中には「がん検診」が含まれるケースが多い。
確かに20代~30代前半では、「人間ドック」ではなく一般的な「健康診断」だけですけど。
と言うコトは、企業で受ける「人間ドック」や「成人病検診」などを受けていない、と言うコトになる。
もちろん、企業に属していない人や事業規模が小さく「健康診断」そのものが受診しにくい、と言う生活環境の人もいらっしゃるとは思う。
その様な生活環境の人達に対して「健康診断」を受けさせるようなシステムとして、自治体が実施している「健康診断」があるのだが、あくまでも「任意」という点で、なかなか徹底されないと言う問題点があるのも事実だと思う。

むしろ本音としては2位の「がんが見つかるのが怖い」なのでは?
まだまだ「がん=死ぬ病」だというイメージが強く、「がんと告知されたら、死ぬんだ・・・」と漠然と思っている人が多いのでは?と言う気がする。
本当は、早期であれば完治が期待できるし、治療に掛かる費用も少なくて済む。
某生命保険会社のCMのような「高度先進医療」は、ないのだ。
それでも、がんで亡くなる人は多い。
特に著名人の方が掲載される新聞の訃報案内などには「○○がんで死去」という、記載が多く見られる。
そんなコトもあり、余計に「がん=死」に結び付きやすいかもしれない。
実際、がんの闘病記をブログで公開されていらっしゃる方の中には「薄々がんかも知れない、と感じていたのだが、怖くて検診に行けなかった」という内容をUpされてる方も少なくない。

そして患者側として注目すべき点は「仕事と治療の両立が難しい」と感じている人が、とても多いと言う点。
この背景にあるのは、「がん患者だから」と言う理由よりも、日本の社会全体が「病気やハンディのある人は、家で黙っていろ!」的な、思考を持っている人が多く、その様な思考を持っている人達がまだまだ社会の中心にいる、と言うコトだと思う。
私の様に、手術だけと言う場合でも入院期間が長引けば、会社復帰が難しくなってしまう可能性が高い。
いくら「傷病手当」などが受けやすい環境の職場であっても、制度的問題では無く人の気持ちという部分。

実際私の知っている人などは、ご本人は先進的な考えを持っていると自負していらっしゃる割りには、「長期治療が必要な病気になったら、周囲が迷惑だから会社は辞めるべき」と言う。
さらに「がん」と言う病気は、「人生のペナルティ」のようなコトまで言う(乳がん患者の私を前にして、良く言える発言だとは思う)。
「それって、偏見どころかがんと言う病気を知らなさすぎ!」と言う突っ込みを入れたくなるのだが、理解できない人はおそらく一生理解できないだろうし、当事者となったとき初めてわかるのだろうな~と、半ば呆れている。
でも、そんな感覚でがんという病気を思っている人は、世間には多いだろうし、そう感じるからこそ「がんになっていたら怖い」という気持ちも出てくるのだと思う。

言い換えれば「仕事を失う怖さ」が、「がんだと怖い」という気持ちにも繋がっているのかも知れない。
とすれば、就労の問題が解決されれば「怖いから受診しない」という不安も、解消されると言うコトになる可能性も大きい。

統計的に見れば、日本人の2,3人に1人が「がん」で亡くなっている。
ここ20年以上、がんは日本人の死亡原因の第1位なのだ。
本当は、とても身近で特別な病気では無い。
罹患世代は、確かに60代以降に増えてくるが、↓
がん罹患データ2009
40代から増え始めている、と言う点を企業も社会も、もっと知る必要があると思う。

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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
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