さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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「東海がんプロ」学び合いフォーラム-2-

日曜日の雨で、季節がグッと進んだ気がする名古屋です。
と言っても、朝夕は肌寒くても昼間はまだまだ30℃近くまであり、暑いコトには変わりないのですが・・・それでチョッと

さて、日曜日にあった「東海がんプロ・学び合いフォーラム」の続きです。

小林先生のお話は、まだまだ続き・・・。
「インフォームドコンセント」の意味と知っておくべきポイントについて。
「インフォームドコンセント=説明と同意」が重要視される背景には、現代医療の基本となっている「患者の自由意志と自己決定権」がある。
自由意志という点では、「納得できる提案が無ければ、セカンドオピニオンを受ける権利」も含まれている。
知っておくべきポイントは
・病名、組織診断、病期
・全身(臓器機能)評価
・推奨される治療法
・治療目的:治癒、共存、症状緩和
・副作用、後遺症、生活の制限の有無
・標準治療かどうか 
 

特に治療法~標準治療の項目については、患者にとって「利益と不利益」を十二分に検討する必要がある。

そのために必要なコトは
・病気についての基本的知識
・家族など常に信頼できるキーパーソンと情報を共有し、話し合う
・検査結果などのデータのコピーやメモ
・セカンドオピニオンが難しい場合は、薬剤師や看護師さんなど主治医以外の医療者からアドバイスを貰う

こうやってリストアップされた内容をみると、私はほとんどやっていない(
ただ、検査結果を聞く度に疑問点は質問をし、問題の解決を図るようにしていたくらい。
もちろん、乳がんについていろいろ調べたりはしたけど。

この後は、現在ピアサポーターとして活躍をされているがんサバイバーさんの「がんと向き合う」という講演。
この中では「ひとりで悩まない。がん拠点病院などにある相談支援センターや、ピアサポーターなどに相談するコトで、悩みを解決するコトが大事」というお話がありました。

第二部では、名古屋第一赤十字病院の化学療法科の河田健二先生の1日のレポート。
パネルディスカッションがありました。
名古屋の方にとって、名古屋第一赤十字病院(=通称「中村日赤」)は、親しみのある総合病院のひとつだと思います。
でも・・・私が知っている中村日赤は、とても古い建物の病院だったのですが・・・今はとてもキレイで近代的な病院に生まれ変わっていてビックリ!でした。
そんな中村日赤にいらっしゃる河田先生の1日。
朝6時30分に出勤。当然ですが、この時間帯に出勤される先生はいらっしゃいません。
出勤後、ザッと医療雑誌などに目を通し最新情報を収集。
化学療法担当医を含め看護師さんなど横断的な職種の方を集めての、「キャンサーボード(=がん治療の打ち合わせ・確認)」
この「キャンサーボード」は入院患者さん向け・外来患者さん向けなどに分かれており、1日2回以上行われているそうです。
そして「回診」。先生が担当する病棟は東西の病棟の高層階が中心。
移動は総て徒歩。エレベーターを待つよりも歩いた方が早い!と言うのが理由だそうです。
それも、手ぶらで歩かれるんです。何でも患者さんの情報は総て頭にインプットされているので、わざわざ書類などを持って歩かないんだそうです(ビックリ!!)
それが終わると、今度は外来患者さんの準備・・・とこんな感じで、一体何時トイレに行くの?お昼ご飯は何時食べたの?と言う感じの、秒刻みのスケジュールをテキパキとこなされる先生でした。

このお話を伺ったとき、スパルタな主治医も朝が早かったのを思い出しました。
主治医が来る時間=私の朝食時間=7時半頃で、いつも「あんたは、いつも食べとるな~。ダイエットせなかん」と言われていて・・・その度に「今、朝食の時間なんですけど・・・」と言い返していた私
退院後、経過検診で病院に行っても「先生って、お昼ご飯食べてるの?」と、疑問に思う程外来患者さんがいっぱい。
本当に勤務医の先生って、超×5多忙なんですね。

その後のパネルディスカッションでは、河田先生を始め腫瘍専門の看護師さんや薬剤師さん、支援相談室などの「がん治療に関わるプロ」の皆さんと一緒にがんサバイバーさんや質問を一緒になって、話し合い。
その中で、チョッと興味深かったコト。
最近話題になっている「免疫療法」について。
現在「免疫療法」は、標準治療ではありません。
そのため、「免疫療法」は全額自己負担となります。
質問は「免疫療法が、標準治療になるのか?」という内容。
答えは「様々ながんに対してのエビデンス(=臨床で認められた科学的根拠)のデータが不足している為、当分は標準治療にはならないだろう」というコトでした。
確かに「免疫療法」は、体力的に不安のある人、手術痕を付けたくない人にとっては、朗報の様な治療法。
でも、まだまだ研究の余地が有る。
がんは最初の治療がとても重要で、同じ病状の患者さんが一人としてないコトを考えると、とても難しい治療法でしょうね。

本当は、まだまだ書き切れない位の充実した内容のフォーラムでした。
この「東海がんプロ」は、がん種別のフォーラムも今後予定されているとか。
そして「がん治療」は、決して孤独な治療では無く多くの人に支えられて治療する病気なんだ、と言うコトを改めて知った気がしました。
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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

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