さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • TB(-) |
  • CO(-) 
  • [Edit

がんが治る病気になる日は、案外近いかも知れない

先日伺った、愛知県がんセンターの岩田先生から「将来的には、がんは治る病気になるかも知れない」と言うお話がありました。
そのときは「5年、10年先と言う話では無く、50年後とか先の話ですが・・・」と言うコトでした。
でも、その「50年後」はもっと近い将来になるかも知れません。
と言うのも、愛知県がんセンター中央研究所(「愛知県がんセンター」には、研究施設と病院の2施設がある)で、画期的な治療法の研究発表があったんです。

「酵素を除きがん細胞死滅」(紹介記事は中日新聞)

この記事を読むと、細胞分裂に必要な酵素の一つ「オーラA」を取り除くコトで、がん細胞の細胞分裂をやめさせるコトができる、と言うコトのよう。
がん細胞は、他の正常な細胞分裂を阻害し、その栄養までも奪うコトで、爆発的な細胞分裂を起こすことができる細胞。
それだけでは無く、通常の細胞は細胞分裂を繰り返しながら、最終的には細胞そのものが死ぬ様な仕組みになっている。 
「細胞が死ぬ」というと、え!と思われる方もいらっしゃるかも知れないけど、「垢」などは細胞分裂を止め活動しなくなった細胞=死んだ細胞。
同様に、爪や髪の毛も細胞そのものは死んでいる。
だから、爪や髪の毛を切っても、痛くないんですよね。
一方がん細胞は、死ぬコトも衰えるコトも無い「最強のアンチエイジング細胞」。
細胞の持ち主である人が死ぬとは思っていない、ある意味「おバカな細胞」とも言える。

そんな「最強のアンチエイジング機能を持つおバカな細胞」であるがん細胞の増殖を止める為に、現在使われているのが「抗がん剤」や分子標的薬、乳がんや前立腺癌の様なホルモンに関係するがんの場合は、ホルモン剤が使われる。
最近では「アバスチン」という、がんが勝手に栄養を取り込む為に作った血管を壊してしまう、と言う抗がん剤も一般的に使われる様になってきた。
と言っても「アバスチン」そのものは、まだまだ高価な抗がん剤ですが・・・でも、日本はアメリカの約40%、欧州の7%程度安価な価格設定をされているらしいです。

そんな抗がん剤に新しい抗がん剤が、登場するかも知れない!と言うのが、今回の内容。
それも、正常な細胞には殆ど影響を与えない!と言う点も、凄いトコロ。
と言うのも、抗がん剤そのものの開発の考え方には「抗がん剤は副作用が有って当然」という考えがあるから。
基本的な抗がん剤の考えは、「毒をもって毒を制す」。
昨年、浜松医科大学の研究グループでは「特定のペプチドを使った副作用が殆ど無い抗がん剤」の研究発表をしている。「副作用がほとんど無い抗がん剤」(紹介記事は讀賣新聞WEBサイト・YomiDr.)
とすれば、日本の癌治療、特に抗がん剤に対する根本的な考えが、大きく変わってきているのかも知れない。
そしてその様な発想は、世界をリードする癌治療となる可能性も有ると思う。

今回は子宮頸がんが対象となってたようですが、考え方の基本と言う点では、どのがんにも応用できる可能性は高い。
岩田先生がお話をされていた「がんが治る病気になる日」は、案外近いかも知れない。
あ!でも、風邪から肺炎を起こして亡くなる方が、年に何人もいるように、「がんが治る病気」になったとしても、キチンと早めに治療をしないと、やっぱり「不治の病」になってしまうコトには変わらないと思いますので、定期検診+早期発見+早期治療の重要性も変わらないと思います。
スポンサーサイト

Comment[この記事へのコメント]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

ブログ内検索

最近の記事

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。