さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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乳がん1dayフォーラム 続き

いよいよ「乳がんである」と告知されてからは、治療に向けての準備。
がんには、「標準治療=現時点での臨床試験などの結果から、最適で一番効果が高いと認められている治療」が、基本治療となり、生命保険会社のテレビCMなどで盛んに言われている「高度先進医療」を、いきなり治療の対象とするコトは無い。
大切なコトは、その前(=早期発見)に治療を開始し完治させるコト。
完治できなくても、上手にがんと付き合いながら人生を全うできるようにすること、と言うのが、現在の癌治療の基本的考え方。

4.治療の選択が拡がっている
  乳がんの場合、最初の治療は「手術」となる。
  しかし、既にある程度の大きさになってしまったがんに対して、手術前に抗がん剤などによってがんを小さくし、その後乳房温存手術をする、と言う場合もある。
全摘であっても、以前の様な乳房の下にまである筋肉(大胸筋)まで切除する様な手術は殆ど行われない。
  全摘をしても乳房再建を希望する患者さんも増えてきていて、現在は3割程度の全摘患者さんが希望する様になってきた。
 再建の方法も同時再建(=摘出時に再建を一緒にする)や二次再建(手術後再建をする)という時間的な選択だけでは無く、人工物を入れる「インプラント」や自家移植など、があり、患者さん自身が選択できる様になってきた。
  また、部分切除(=温存)でも、病巣の真上からメスを入れる方法だけでは無く、脇や乳輪、アンダーバストなどからメスを入れるコトで、手術痕を分かり難くする方法もある。
  
5.リンパ節の腋窩(「えきか」と読みます)
  乳がんの転移の有無を調べる方法として、現在行われているのが「センチネルリンパ節生検」。
  「センチネルリンパ節」とは、別名「見張りリンパ節」と呼ばれ、乳がんが一番最初にやってくるリンパ節だと言われている。
  そのため、センチネルリンパ節に転移が確認されない場合は、リンパ節への転移は無いと考え、リンパ節の切除をしなくなった。
  この「センチネルリンパ節生検」が行われるコトで、リンパ節の腋窩によっておこる「リンパ浮腫(術側の腕や足のひどいむくみ)」が避けれる様になった。
  2010年4月より、保険適用開始。
  ただし臨床から10年近く年数が必要だった(岩田先生・談)

6.放射線治療
 乳房温存手術の場合、乳房内にマンモグラフィでも移らない微細ながんが残って居る可能性があるので、放射線治療が標準治療となる。
 ただし、私の様に総て取り切れたと判断できた場合は、放射線治療を省くコトもある。
 現在の放射線治療は、25回の照射が必要。
 患者さんによっては、25日ほぼ毎日放射線治療の為に通院するコトが大変、と言うケースもあり、また、ヨーロッパでは手術中に放射線を照射し、退院後の放射線治療をしない、と言うケースが多くあり、現在問題が起きていない。
 そのため、日本でも愛知県がんセンターと名古屋大学医学部付属病院、群馬がんセンターの3施設で、臨床を行っている(現在、名古屋大学医学部付属病院は実施していない)。
 現在臨床段階なので、愛知県がんセンターでも月1,2件程度の実施にとどまっている。

7.再発と転移について
  再発には2通りある
7-1乳房内再発
   乳房温存で手術をした乳房内に、再びがんが見つかる
7-2腋窩リンパ拙再発
   手術をした側の腋(の下あたり)のリンパ節に転移が見つかる
7-3遠隔転移(再発)
   手術をした乳房から遠く離れた「骨・肝・肺・脳」などにがんが見つかる
このうち7-1と7-2が「再発」、7-3は「転移」として考える
7-1,2は、乳房温存手術をしたが、マンモグラフィでも見つからない様な微細ながんが乳房内もしくは腋のリンパ節で増殖していた、と考えられている。
治療としては手術、ホルモン剤などの投薬があった場合は、同じ薬では効果が期待できないため、薬の変更が必要。
また、転移(=乳房以外の骨・肝・肺・脳にがんが発症するコト)する前に、骨髄に行くコトが分かっている。
乳房から血液などを通って一番最初にたどり着く場所が骨髄で、その後骨や肝・肺や脳へと転移していく。

8.薬物療法(「化学療法」とも呼ばれる)
8-1術前薬物療法
   乳房温存を希望する患者さんのがんが、既に大きくなってしまっている場合、がんを小さくする為に行う。
8-2術後薬物療法
   乳がんの診断時に、既に骨・肝・肺などへの転移している可能性がある微小巣がんを根絶する為に行う。

再発・転移している場合は、がんの完治は期待できない。
だからこそ、術後薬物療法が重要になってくる。
また、再発・転移をしていても、患者さんの生活の質(最近では「QOL」と言われるケースが多い)を維持したままで、がんと共存していく為にも重要な薬物療法(同時に「緩和ケア」も行われるケースが多くなりつつある様だ)。

と、ここまででタイムアップ(
頂いたレジメはその続きがあるのですが、今回はわたしが理解できていないのでUpしません
レジメの内容は、薬物療法で使われるお薬についてでした。
  
本当にどれだけ正確に理解できているのか、イマイチ自信がありません
このブログで得た内容から、担当医の先生に確認をしてみてください

  
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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
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