さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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「先生が患者だったら・・・」

拙ブログの乳がん記事を読んで、メールをくださる方が時折いらっしゃる。
そして心配で、不安で・・・押しつぶされそうな時に、勇気を振り絞ってメールをくださるコトに、感謝しています。

乳がんという病気は、癌の中でも罹患者が多く露出した臓器なので、癌の中でも研究が進んでいる、と言われている。
事実、分子標的薬の先駆けとなった「ハーセプチン」は、乳がんの治療薬。
現在は研究が進み、日本人に多いと言われるタイプの胃がんにも、適用されるまでになってきた。
余談ですが、欧米では胃がん患者さんそのものが少ないので、胃がんの研究は日本が先進国の中では一番進んでいる、と言う話らしい。

そんな乳がんではあるのだが、それが個人となると話は別。
多くの患者さんは「乳がんのプロ」では無い。
初心者どころか、初心者のままで癌とはお別れしたい!と思っている患者さんばかりだと思う。
実際、私も初心者の若葉マークで終わりたいと思っている。
この場合、知識欲という点は別
でも、今の医療現場では患者自身に治療の選択を迫る場面が増えてきている、と言う事実がある。

そして癌という病気そのものがとても個性的なので、私の場合が他の患者さんとでは治療そのものが当てはまらない場合が殆ど。
だからこそ、主治医とのコミュニケーションが重要!と言うコトになるのだ。
でもね~、そう簡単に主治医とコミュニケーションがとれるはずも無く・・・
そこで、私自身の経験から様々な提案を拙ブログでさせて頂いている。
その一つが過去何度もエントリしてきた「記録ノートと質問ノート」。

しかし「記録ノートと質問ノート」では対応できないのが、「治療方針を決める」という場面。
この場合、本当に困ってしまうのは患者本人なのだ。
私からの提案は・・・。
1.即答はしない
2.「先生が私の立場だったら、どうしますか?」と逆質問をする
3.メリット・デメリットの確認
4.治療後のケアについても聞いておく
 (なぜか、治療には熱心な先生でも、術後ケアには無関心な先生が多い、と言う実感があるので)
5.家族と一緒に聞く

この中でも「先生が、私の立場だったらどうしますか?」という質問は、案外気づかない点かも知れない。
でも患者本人が判断できないコトなら、担当医ならどう判断するのか?と言う質問は、的を得ていると思う。
実際、私が乳がんの告知を受けた時「執刀される先生によっては、全摘の可能性も考える必要がありますよ」と言われ、不安におののいたときの質問が「先生が患者なら、どうですか?」だった。
そのときの回答が「私だったら・・・全摘は嫌かな?温存ができればベストのレベルだからね」だったのだ。
「であれば、温存技術の高い執刀医をお願いします」とお願いをし、現在のスパルタな主治医のお願いをするコトになったのだった。

もちろん、その後現在のスパルタな主治医に初めて診察の時にも、「全摘の可能性」についての質問をさせて頂いた。
何度か確認をしていく中で、コミュニケーションがとれるようになった。

乳がんに限らず、癌治療はマラソンと似ているところがある。
心臓破りの上り坂があったり、体力を消費するだらだらとした下り坂があったり、時には美しい光景を見るコトもできる。
でも最後のゴールのテープを切るのは、患者本人。
そのためのサポーター役として、患者会の様な仲間がいたり、治療をサポートしてくれる医療者がいる、そんな感覚で、諦めないで欲しい・・・と言うのが、元気過ぎる乳がん患者である私からのエール。


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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

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