さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

日本の研究も進んでいるんだ!-11月24日追記-

WEBでの新聞チェックは、仕事上必要な事なので毎日数回はしている。
昨日その中で、2つ「抗がん剤」についての記事を見つけた。
一つは、日本の製薬会社・エーザイの再発進行性乳がんの抗がん剤について(11月24日、掲載記事がUpされていました。朝日新聞WEBサイト「もっと医療面」です。詳しい内容がありますので、ご参照ください
もう一つは、浜松医科大学の研究チームが、これまでよりもズット副作用の少ない抗がん剤の開発に成功した、という記事。

エーザイが開発した再発・進行性乳がん向けの抗がん剤は、既に今年の7月から使用(=発売)されていている新しい抗がん剤。
この抗がん剤の何が凄い!のか?といえば・・・。
記事中にもあったけど患者さんの経済面以外での負担が少ない、という点。
抗がん剤を投与(この場合、点滴薬として投与されるらしい)される時間が、とても短いらしいのだ。
投与時間だけではなく、週1回の投与を2回、1週間のお休みのあと再び投与、というサイクルで実施されるようだ。
これまでのように投与するために入院をしたりする必要は無く、「通院感覚」で投与されるという。
もちろん、それなりの副作用はありますが、それでも他の抗がん剤に比べると、ほぼ同じかやや軽めという点も、患者さんにとっては朗報だと思う。
ただし、患者さん一人ひとりの状況に応じた投与となるため、回数などは決められていないよう。

もう一つの浜松医大の研究チームの「副作用の少ない抗がん剤の開発に成功」というのは、本当に大きなニュースだと思う(紹介記事は、讀賣新聞・他紙のWEBサイトでも同様の記事があったのですが、一番詳しかったのでこちらにしています)。
というのも、抗がん剤は「毒薬の一種」だから。
もともと自己細胞の暴走ががんという病気なので、暴走した細胞を止めるための薬は、当然正常な細胞にも影響を及ぼしてしまう。
そのため、「抗がん剤には副作用があって当然」という前提で開発されている。
普通の風邪薬とか頭痛薬、胃腸薬とは、もともと開発時点の考え方が違うということ。
(詳しくは、朝日新聞WEBサイトアピタル乳がん夜間学校課外授業「進化する乳がん薬物療法」を見てください講師の先生は埼玉医科大学の佐々木先生で、アピタル乳がん夜間学校の校長先生です)
もちろん、極力副作用が少ないように計算して投与するのだが、それでも脱毛や倦怠感、悪寒や嘔吐などの副作用は、最初から覚悟すべきだといわれているようだ(私の場合、そこまでの経験はしていないのであくまでも、様々なところから得た知識と情報を基にしていますので、その点をご理解ください)。
その患者にとって、治療とともに苦しい副作用が格段に少ない、というのは朗報だろう。
それを研究・開発したのが東京の大学ではなく浜松という一地方都市の大学だということも、心強い。
なぜなら、それだけの研究・開発力が日本の至る所にある、というコトを実証してくれたから。
逆に問題なのは、この研究を支えたのが日本の企業ではない、という点。

浜松医大の研究は、まだまだマウスの段階。
これから第Ⅰ相試験(マウスから人への臨床試験)→第Ⅱ相試験→第Ⅲ相試験へと進み、やっと承認・認可となる。
まだまだ先の長い話だが、どうか成功し「抗がん剤治療は副作用で苦しい治療」というイメージが変わるようになれば、と思っている。

浜松で育った私としては、浜松医大の研究に「浜松人のやらまいか」精神を感じて、チョッとうれしかった


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*Comment

No title 

こんにちはm(_ _)m
副作用が強いというお話をよく聞くのですが、設計思想が他の薬と根本的に異なるから副作用も大きいんですね(°□°;)
勉強になりました(*´▽`)ノ
癌は僕が考えているものよりも強力なものでした▄█▀█●
  • posted by 夢勇(ユメイサミ) 
  • URL 
  • 2011.11/24 20:58分 
  • [Edit]

知ると、驚くことが多いです 

こんにちは、夢勇さん。
コメントいつもありがとうございます。

私は、抗がん剤治療をしていないので、知りませんでした。
ただ、癌という病気は患者自身の適切な知識量で、
治療そのものに影響を及ぼすところもあり、関係なくても
勉強中です。
それに、腫瘍学って人間そのものの研究みたいで、驚くこと
が多いです。

そして「抗がん剤」に対する考えが、他の薬と大きく違う
という事実は、本当に驚きました。
説明を聞けば、十分理解できることですが、それでも患者
や患者家族は副作用の少ない、できれば副作用の無い薬を
求めているわけで・・・その点から考えると、浜松医大の
研究は、これまでの「抗がん剤」の作る考えを覆すような
大きな変革をもたらすかも知れない、と考えています。
もちろん、治験が終わり承認・認可されればの話ですが。
  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2011.11/25 18:45分 
  • [Edit]

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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

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「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
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