さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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経過検診-7回目-

乳がんの手術をしてから1年8ヶ月。
4ヶ月ぶりの経過検診に、昨日行ってきた。
検診結果を言うと「問題無し!」

お昼前の予約時間だったため、朝は相当ゆっくり。
通勤ラッシュの時間をはずし、病院へ。
再外来受付機の前も、空いていてすんなり!のはずが・・・。
受付機を見ると「本日の乳腺外来の受付は終了しました」と、紙が張ってある。
「エ゛!!」と思いながら、受付をすると大丈夫
診療科目の受付を済ませ、病院内を歩き、情報収集。
今回も、新しい情報があり、申し込み用紙をもらう。

そして、ほぼ予定通りの時間に受付番号が表示され、診察室へ。
「こんにちは~」と入室すると、なにやら看護師さんたちが、先生と話している。
断片的にわかるのは「東北大学」。
一体何のこと?と思っていたら、スパルタな主治医が一言「後で話すから」。
「ハァ~なんでしょうか?」という感じで、着席。

いつもと同じ様に、触診をし電子カルテ画面のPCに向かい、データを入力。
このとき初めて(って、今更かい!←って、突っ込まないで)、主治医がカルテに入力する内容をゆっくりと見た。
「(手術)局部問題なし」と入力しているのを見ながら、主治医の「大丈夫だね、問題なし」の検診結果を聞く。
いつもならココからが、私の質問タイム。
「私もすっかり聞き忘れていたのですが、血液検査で腫瘍マーカーを調べますよね。検査結果のどの項目を見れば、腫瘍マーカーだとわかるんでしょうか?」
「それはね・・・」といいながら、前回の血液検査の結果をプリントアウト。
プリントアウトした検査結果を渡しながら・・・。
「で、次回なんだけど・・・」
(「え!腫瘍マーカーの話は?」と戸惑いながら、主治医の話にあわせる)
「3月に手術をしたから、来年の2月くらいにマンモグラフィと超音波をやろうと思っているんだけど、スケジュールはどう?」
と、既にPC画面は来年の1月・2月のカレンダー。
「2月初めの頃の都合は?6日で良い?」
といわれ、2月6日にマンモグラフィと超音波の検査と検診が決まる。
超音波の検査は、時間がかかり、人数制限もあるためいつも早起きコースなので
「朝8時ごろには受付を済ませないと無理ですね」
というと
「何言ってるの。予約以外の人は検査しないから時間通りで大丈夫だよ。超音波の前にマンモグラフィをするから、その予定で来て」
といわれる。
最近、あまりにも検診を受ける人が多いために、この秋からは週2日は予約検診者のみになったようだ。
そんなこと、知らなかったんだもん!だって、この前の検診は7月末だったから
「マンモと超音波の前に、PET-CTかCTと骨シンチをやりたいんだけど」
「骨シンチって、どうしてもやる必要があるんですか?」
とたずねると
「以前は、やらないという考えが主流だったんだけど、今は『早く見つけて・早く治す』という考えだからね。まぁ、見つかったからと言って、何がどう、というわけじゃないんだけど。治さなきゃいけないことには、かわらないから」
「ハァ~」
と生半可な返事をすると
「なら、PET-CTの予約を入れておくから」
(「エ゛、PETって、高い検査じゃ無かった」と心で叫ぶも、主治医には届かず)
「予定は1月の末あたりで良い?」
といわれ、PCのカレンダーを見ると、既に31日にカーソルの矢印がある。
ハイ
と、小さく返事をすると
「今日は、この後PET-CTの説明と、東北大学から依頼されている調査の話を聞いてから、血液検査に行って
「東北大学って、何ですか?」
「がん治療にかかる医療費の調査。日本の医療費、パンク状態だから。このままだとギリシャみたいに破綻するからさ」
「でも、日本には600兆を超えるたんす預金があるって聞きますけどね。まぁ、それをいかに吐き出させるか?というのも経済のポイントでしょうね。日本が破綻したら、そのたんす預金のお金も無駄になっちゃうわけだし」
「まぁ、そうだね」
と、結局私が聞きたかった「血液検査による腫瘍マーカーチェック」については、聞けず
スパルタな主治医は、すっかり私の質問を忘れてしまっていたような・・・多分。

その後、待合室に戻り名前が呼ばれるのをしばし待つ。
「のんチャンさん」と呼ばれ、診察室脇の処置室へ。
看護師さんからまず、東北大から調査依頼をされている「がん治療における医療費調査」についての説明を受ける。
最後に、個人情報の扱いについての説明を受け
わかりました、でも私で良いんですか?(過去1年のがん治療に掛かった医療費というコトなので、私の場合、経過検診+交通費程度。多くの患者さんのような膨大な費用が掛かっていない。私などを調査対象にしても、医療費の問題とはあまり結びつかないような気がするんですが・・・むしろ、早期発見の重要性を説く資料患者かと・・・)」
一応、先生が調査に協力してくれそうな患者さんを選んでいるんで、大丈夫ですよ。この後、PET-CT検査についての説明を、放射線科のほうでしますから、血液検査をしてから行って下さい」
といわれ、退室。
看護師さんの話から、スパルタな主治医は私が様々な調査に対して協力的な患者だと思っているよう。
確かに、個人情報さえ流出しなければ、協力できる範囲で協力しますし、もともと治験や献体もOKなので、良いんですが・・・スパルタな主治医から見た患者・私は一体どんなイメージなんだろう?

血液検査はいつも通りに終了。
PET-CTの説明を聞くために、放射線科へ
PET-CTそのものは、「とにかく高額な検査」だということだけは、知っている。
せっかく「骨シンチ」を断ったのに、もっと高額な検査になるとは
「福澤先生がヒラヒラと飛んで行く~」と思いながら、説明を聞く。

その中でわかったこと
1.PET-CT検査が高い理由
  機械そのものも高額なのだが、機械は最終的に「減価償却」すればよいだけのコト。
  問題は、PET-CT用の検査薬注射液がとんでもなく高額だということ。
  1回の検査で使う検査薬注射液のお値段約10万
  もちろん、私の場合保険適用なので3割負担となりますが、それでも3万の検査
  高価な理由の一つが、使用期限が極端に短いため。
  そのために、検査日前日の夕方に事前確認の電話をします、とまで言われた。
  骨シンチも検査薬代が高かったけど、それ以上に高額なのがPET-CT用の検査薬というコトらしい
2.検査薬注射液も放射性物質のひとつ
  その超高額な検査薬注射液ですが、成分がブドウ糖に似た働きをするFDGという名前の検査薬が使われいる
  通常「フッ素18」と呼ばれるもの。この「フッ素18」には、放射性同位元素が含まれているため、検査終了後しばらく人ごみに出ないように、という指示があり(半減期は110分程度)。
  大人であれば問題ないが、小さなお子さんなど乳幼児との接触には注意が必要。「接触」と言っても、抱き上げるなど、肌が密着するようなコトが無ければ問題は無い、との説明
  というコトは・・・骨シンチで使った検査薬注射液以上に厳しい管理を必要としている注射液というコトか?その場合、「やっぱり鉛容器の注射なんでしょうか?」と、説明をしてくださっている担当者(看護師さんではなかった)に確認をする。
  担当者の方は「実際に見たことが無いので、わからないのですが・・・」との答え。

既に予約が入ってしまっているので、検査代3万は年末に向けての買い物自粛生活で乗り切るしか方法が無いな~などと考えながら帰宅。
確かに高額な検査ではあるけど、それもまた経験だし、病院側も行政法人としてそれなりに儲ける必要があるし、何より昨年本格的なPET-CTを導入したから、それなりの使用実績を作らないと意味無いからね~、いわゆる「大人の事情」というコトね・・・と切り替え、今日から節約生活
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*Comment

こんにちは 

のんチャンさん、定期検査の結果問題なしでよかったですね!
腫瘍マーカーの質問のこと主治医の先生すっとばしちゃったのはいろんな検査のこととその調査票への協力を伝えることで頭がいっぱいだったからでしょうかね・・。
きっとご存じだとは思いますが、CA15-3やCEA、BCA225等が乳がんのマーカー値の主なものですので、その値と上限値あるいは下限値と比較して見ればよいのでは・・・と思います。
とりあえずマーカー値が上がっていればその場でそのことが問題になると思いますので、きっとまったく問題なしってことで先生の方が安心しきっておられるのでしょうね(笑)
PETをお受けになるとのことですね。たしかに3万くらいの出費になります(泣)
私の場合、乳がんの手術が決まった際に受けていて、通常の定期検診では受けたことがありません。病院によってちがうものなんですね。
放射性物質の注射をしてしばらくはじ~っと安静にしてなきゃいけないのと終了後も決まった時間休憩をしてからでないと外に出してもらえません。
妊婦さんや小さなお子さんにできるだけ接することのないよう注意も受けますし。
検査じたいはCTの中でじっとしてるだけなんですけどね・・。

日本の医療費問題はホントに大きいなって私も癌患者として感じています。
来年とはいえそう先のことでもないので検査いっぱいあって大変でしょうけど、がんばって受けてくださいね。
ぜ~んぶ合格!をお祈りしてます。
  • posted by able 
  • URL 
  • 2011.11/18 21:00分 
  • [Edit]

ありがとうございます 

コメントおよび、エールを頂きありがとうございますableさん。

私の質問をすっ飛ばしたスパルタな主治医ですが・・・たぶん、私に前回の血液検査の結果を渡した辞典で、勘違いというか質問そのものが忘却の彼方へと飛んでいったのでは?と、思っています。

私の場合「放射線治療も無いまま現在に至る」という状況ですので、年1回の大きな検査は最重要ポイントだと思っています。
それに、CT検査を受けると他のがん検診も一緒に済んでしまうので、ある意味転移を調べる=他の臓器のがん検診だと思って、受けています。
でも、他の患者さんのブログなどを拝見させていただくと、本当に主治医の判断というか病院の判断で、検査そのものが違うんだな~と、思います。
一応、スパルタな主治医には「PET-CTと通常のCTとでは、何がどう違うんですか?」と、質問はしたのです。
その時の回答は「PETも通常CTも、それぞれ一長一短があるからね~」でした(苦笑)。

年明けの検診と2月の検診で、無事合格となれば、良いんですが・・・毎日、自分の体に向かって「良い子にしていてね」と語りかける、変なオバサンと化している今日この頃です(爆)。
  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2011.11/18 21:38分 
  • [Edit]

No title 

こんにちはm(_ _)m
問題無し!で安心いたしました(^0^)
鉛の壁で放射線が出る装置が置いてある設備は覆われている事は知っていましたが、鉛容器に入った注射器があるなんて知りませんでした(;゚□゚)
のんチャン様のがん治療における医療費調査結果はきっと役に立つはずですよ。
恐らくこれから様々な活動により、癌に興味が出てくる人が増加すると考えられます。
そのときに医療費の情報があれば改善されたり、検診者数を増やすなど、恐らく最終的に何かにつながると考えられますよ(^m^)今は不明ですけど。
物事は意外なものに繋がっている事が多いので^^
  • posted by 夢勇(ユメイサミ) 
  • URL 
  • 2011.11/19 22:16分 
  • [Edit]

ご心配頂き、ありがとうございます 

いつもコメントありがとうございます、夢勇さん。
また、ご心配頂きありがとうございました。

長期出張、お疲れ様でした。

私の経過検診は、他のがん患者さんのような感じとはぜんぜん違うんです(苦笑)
スパルタな主治医は、手術の翌日に「病人じゃないから」と言い放つほど。
「乳がん検診」を担当してくださった先生とお会いしても「いつも元気だね!」と。

放射性同位元素を含んだ検査薬というのは、高額費用の検診でしか使われないため「鉛容器入りの注射液」というのを初めて見たのは、今年初めに受けた「骨シンチグラフィ」でした。
ただ、夢勇さんが生まれるズ~と前に公開された米国映画「スーパーマン(クリストファー・リーブ主演)」の第一作目の中に、「鉛が放射能などを通さない」という場面があったので、「放射能にはやっぱり鉛容器なんだ・・・」と思ったんです。

私の場合、「乳がん検診」で早期の前に超×3位の状態で乳がんが見つかり、術後の治療も無かったため、検査を担当してくださった先生からは「理想的な乳がん患者」といわれています 。
年間医療費が少ないのも、転移や再発のリスクが比較的少ないのも早期だったから・・・。
今世間で問題になっている「放射能汚染」の問題で、にわかに「がん」という病気が身近になった感がありますが、つたない私のブログから「検診」の大切さなどを感じていただけるとうれしいかな。
  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2011.11/20 06:41分 
  • [Edit]

No title 

のんチャン、定期検査の結果、問題なし!ということで、ホントにおめでとうございます!!!

このまま、完治しますように、心からお祈りいたします☆
  • posted by 青空 
  • URL 
  • 2011.11/20 14:20分 
  • [Edit]

コメントありがとうございます 

青空さん、コメントありがとうございます。

本当に、完治してくれるとうれしいのですが・・・。
乳がんは、再発・転移の時期が他のがんに比べて遅く、
10年が一区切りとも言われています。
他のがんは5年なんですけどね。

それでも、早期だったのでたぶん大丈夫かな?と思ったり
しています。
もちろん「乳がんリスク」を減らす努力は日々していますけどね。

50歳を過ぎる頃は、肉体的にも精神的にも大きな曲がり角。
どうぞ、青空さんも十分お気をつけください。
がん検診だけは、積極的に受けてくださいね。
それが、医療費増加を下げる一つの手段ですから。
  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2011.11/20 14:31分 
  • [Edit]

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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

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