さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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臨床試験と治験-市民公開講座2-

昨日に引き続き、「臨床試験」と「治験」について。
二人目の講演者は、愛知県がんセンター・岩田広治先生。
当然のことながら、お話は「乳がん」について。

一応、岩田先生についてちょっとご紹介。
現在、愛知県がんセンター乳腺外科部長。
岩田先生が全国的に有名になったのは、「ハーセプチン」の国際共同治験に参加され、手術後の補助療法の適応拡大に尽力されたこと。その後、国内の臨床試験グループの中心的役割をされ、昨年からは日本における腫瘍の臨床研究グループ「JCOG」の乳腺グループの代表を務められています。
先生ご自身「ライフワーク」だと、おっしゃっていました。
あ!でも、乳がんの治験を希望されるのであれば、名古屋まできて岩田先生にお願いしなくても大丈夫ですよ。
全国に治験のネットワークがありますから、主治医の先生と相談をしてくださいね。

現在の日本における乳がんの状況
年間5万人が罹患し、1万人以上の方が亡くなっている。
岩田先生が治験に参加された「ハーセプチン」は、2002年承認当初は再発乳がんのみが対象になっていたが、現在では再発前の投与が認められている。
(理由)「ハーセプチン」は、「HER2タンパク」に反応するタイプの乳がんの分子標的薬。この「HER2タンパク」反応のある患者さんについては、初めて乳がんになった時から投与することで、治癒効果が高いと認められた。

治験の目的とは
より良い治療手段の確立

臨床試験・治験の現状
以前は、大学や企業主導の治験を実施するということが多かったが、今は医師指導の臨床試験・治験が中心。
大切なことは、製薬企業・医療機関・患者の三者がWIN-WINの関係になること。
逆に、病院は「(製薬会社から)臨床試験や治験対象に選ばれるような努力が必要」とのコトでした。
そして国際共同治験への参加が増加をしている。
ただし、今の日本における臨床試験・治験については「基盤整備」が不十分。
患者や患者家族の臨床試験や治験に対する理解不足で登録患者数が少ない、医療機関からの情報発信と医療機関同士のネットワークが未構築、何よりも臨床試験や治験にかかる費用が不足している。
公的研究機関が、200人程度を対象とした治験をする場合かかる費用は、数十億円。
また、対象となる医療機関も、臨床試験グループがある地域に限られている。
東海地区の場合、TBCRGに登録している病院が対象となっている。

治験のお話とは違いますが、岩田先生からは・・・
最近、「良い病院」という本が出たり、雑誌に掲載されていますが、内容は患者数、病床数や手術件数といったものが中心。
そのような数字ではなく、臨床などにも積極的な総合力がある病院が良い病院なんです。

というお話がありました。

実はこの「良い病院」については、以前から問題が指摘されています。
特に「手術件数」といっても、難しく長時間かかる手術もあれば、短時間ですむ手術もあり、難しく時間のかかる手術を実施している病院は、当然のことながら手術件数は少なくなり、短時間ですむ簡単な手術中心の病院のほうが手術件数そのものは多くなる。
大切なことは、その手術内容なのではないか?というコト。
それに加え、臨床試験・臨床研究に積極的な病院が、総合力がある病院、というコトを岩田先生が指摘されています。





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のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
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以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
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リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
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そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
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