さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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患者の思いと広告表現

今月は、「ピンクリボン月間」。
名古屋でも先々週と先週の末に、ピンクリボンのイベントが開催された。
名古屋だけでも2回もイベントがあるって、どうよ・・・???、と言う気がしない訳ではありません。
いわゆる「大人の事情」というコトで、ピンクリボンのイベントが2回ある訳ですが、乳がん検診の啓発と言う目的よりも、イベントが目的となりそうで・・・そこのトコロどう何でしょうかね?
本業的な考えからすると、分散するコトで拡く告知・認知される機会が増える、と言うプラス面もありますが、イベントを開催する側のエゴというか、考えの押しつけともなりやすいと言うマイナス面も否めません。
まぁ、私が関わっている訳では無いので、どっちでも良いのですが・・・(爆)。

拙ブログにリンクさせていただいている、乳がん先輩患者のableさんが3日にエントリをされている「ピンクだ~」にチョット触れたいと思って、今日はエントリをしている。
それが上述した「ピンクリボン」の関係した内容で、今日のタイトルだから。

ableさんがエントリをした内容の「コピー」というのは、「ピンクリボンフェスティバル2011デザイン大賞・ポスター部門」の最優秀作品に選ばれたモノ。
今週、某雑誌に掲載されているモノを見て、初めて私は知った。
このポスターを見て、どれだけの40代以上の女性が乳がん検診に行かなくては!と思い、行動してくれるのだろう?と思うと、私もableさん同様、疑問符がいっぱい付いてしまう。
なぜなら、乳がん検診の対象となる世代は、小さなお子さんがいる世代では無く、思春期のお子さんを持っている世代だからだ。
私であれば、「娘と母親が乳がんについて話しをする」そんなイメージでポスターを創ったかも知れない(それだけのセンスが無いんですけどね

このポスターが選ばれたのは、たぶんもっとほかの理由だったのだと思う。
それは、目に飛び込む印象の強さ。
ダイレクトな子供の話し言葉なので、「え!何?」と興味が引きやすいし、ポスターの余白の使い方もうまいと思う。
思うのだが、それが実際の乳がん検診へと結び付くのかは、疑問。
むしろこのポスターのポイントは「啓蒙・意識付け」というトコロなのだと思う。
ただインパクトはあるのだが、このポスターの意味するトコロはボディーコピーと呼ばれる小さな文字で表現されているので、その部分まで読んでもらえるか・・・。

このポスターだけでは無く応募作品の多くに「私の思いが伝わっている」と感じる乳がん患者さんがどれだけいるのか?と言う点も、やや疑問なトコロがある。
なぜなら「乳がん検診」に限らず、「がん検診」そのものは1度受ければ良いと言うモノでは無く、継続的に受診するコトに大きな意味があるからだ。
確かに今の日本における「がん検診受診率」の低さ(20%前後)から言えば、とりあえず啓発・意識付けと言うトコロなのかも知れないが、その先にある「検診の継続性」という点も大切なポイントなのだ。
その様なトコロまで踏み込んだ表現がされているポスターやコピーが無い、と言うのはやはり応募者も選出者も「がん」と言う病気についてどこか他人事のような感覚があるからなのでは?

実は、お恥ずかしい話だが私もこのデザイン大賞・東京都コピー部門に応募していた。
カスリもしなかったが・・・知りたい!と言う方はメールフォームでお問い合わせください。
こっそり、ご連絡いたします。
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*Comment

No title 

こんにちはm(_ _)m
がん検診受診率20%前後(┬┬_┬┬)
低いんですね((;゚Д゚))
ピンクリボンのイベントの存在を初めて知りました。
がん検診受診率20%前後という数字は確かに低いですね。
僕が男性だからかも知れませんが、ピンクリボンって言葉を聞いて乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進すること、などを目的としてに行われる世界規模の啓発キャンペーンの存在は頭に浮かばず・・・恥ずかしい話ですが、プレゼントなどの箱に結び付けてあるピンク色のリボンを想像してしまいました(°□°;)
  • posted by 夢勇(ユメイサミ) 
  • URL 
  • 2011.10/14 18:33分 
  • [Edit]

世間的には、そんなモノです 

夢勇さん。
いつもコメントをくださり、ありがとうございます。

「ピンクリボン」イベントと言っても、ここ数年のこと。
それも東京などの大都市圏が中心なので、男性で知っていらっしゃる方は少ないと思いますよ。
夢勇さんの様に、プレゼントのリボンだと思っていらっしゃる方も多いと思います。
実は「がん検診啓発」に関しては、イロイロな色のリボンがあります。
先日亡くなられたスティーブ・ジョブズ氏の死因である膵臓癌は、「パープルリボン」です。
むしろ、がん検診を含む健康診断を受けるコトが、自分自身へのプレゼントだと思ってくださると良いと思います。

日本のがん検診率が低いのは、病気そのものに興味・感心が低いと言うコトもあると思いますが、もう一つ低い理由があるとしたら、「がんと診断されると仕事を失う」と言う不安があるからかも知れません。
その点において、日本の企業はとても厳しいと言うか、とても冷たいですから。
その背景にあるのは「癌=不治の病」という固定観念のようなものが、企業だけでは無く社会全体にあるからでしょうね。
本当は私の様な「元気過ぎるがん患者」の方が、多いんですが(笑)

米国などでは、生命保険の加入条件にがん検診受診を加えている場合があるため、検診率が高いと言う説もあります。
米国の健康保険制度は、日本の様な「皆加入保険制度」ではなかった(オバマさんになってから、やっと議会で承認された様ですが、制度的にはまだまだ)ので、ある一定レベル以上の収入のある人たちは生命保険会社の保険に加入するのが一般的なんですよね。その加入条件として「がん検診を受ける」という項目があるようです。

夢勇さんの年齢では、「がん検診」そのものは余り関係無いと思います。
ただ、ご両親の年齢になると「がん検診」はとても重要ですから、「健康だから大丈夫」と思わずに、検診を勧めてくださいね。
実は「がん」は、大病とは縁の無い人ほどなりやすい病気なんですから。
「検診を受ける」コトは、自分自身への健康のプレゼントのリボンなんですから。

  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2011.10/14 20:42分 
  • [Edit]

なかなか困難ですね 

こんにちは。
低い検診率のうえに、ピンクリボン運動がなかなか浸透していかない、どこかズレを感じるのは本当にせっかくの運動が残念に思えます。
癌という病気への知識の薄さ、社会通念、そういったことが壁になっているように思います。
罹患するまでは結局人ごとでしかない意識がどこかにあって。
どうしても形骸化してしまう運動を、変えていくことも私たち患者の役割かもしれませんね。
  • posted by able 
  • URL 
  • 2011.10/17 22:40分 
  • [Edit]

本当に、難しいところですね 

コメントを頂きありがとうございます、ableさん。

ピンクリボンに関しては、本当に難しいところにきていると思います。
イベント化してきているというか、協賛企業を見ていると
「ビジネス的色合い」が、強くなりつつあるような気がしています。
それが、患者の思いが置き去りにされているように感じる部分なのかも。

やはり「教育」の充実が、大切なのかもしれませんね。
10代のファッション誌でも「自分の体にセンシティブなことが、
おしゃれなこと」というイメージ作りを積極的にしてほしいですね。
ダイエットの特集をするなら、体と心のケアを特集してほしい。
月経などは、直接妊娠にかかわることですし、バストケアを通して
乳がんや乳房の病気を知る、というアプローチはあると思うんです。
それは何も、10代に限ったことではありませんが(苦笑)
  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2011.10/18 20:28分 
  • [Edit]

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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

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