さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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大人の社会見学

名古屋は、暴風状態ではありますが雨が殆ど降っていないので、台風が来ているというのに、チョッとお出掛け。

お出掛け先は↓なところ。
がんセンター研究所
「がん」とか「ウィルス」とか「分子なんとか」という文字が見えると思います。
私がお出掛けした先は、「愛知県がんセンター」の研究所。
そこで「見学ツアー」があったんです。
多分、私が「乳がん」になっていなければ、興味も何もなかったと思うんですが、実際行って見ると「大人の社会見学」みたいで、とても楽しかった

「見学ツアー」と言っても、研究の主な部分はもちろん見せてもらえるわけではありません。
私が見ることが出来たのは1階の臨床研究室など。
それでも、「医療研究」の一端を見ることが出来て、面白かった!んです。
テレビなどで見る、生物研究の器具や機材が間近で見られたし、実際の「検査」もデモンストレーションではありますが、見ることが出来ました。

例えば、液体窒素を保管している部屋では「液体窒素の中に花を入れると、瞬時に凍る」という実験が見られたり(実際、凍った花を触ることができた)、数年前ノーベル賞を受賞した島津製作所の田中耕一さんの受賞対象となった研究を使った臨床研究の話など、今更ながら田中さんのノーベル賞の受賞理由とその内容の凄さに、驚きました。

そしてその後は、パネル展示のコーナーで研究所の研究員の方が、つききりで説明をしてくださいました。
人が少なかった、というコトもありますが、とても熱心に、そしてユーモアたっぷりで、お話しを伺うことが出来ました。

そんなお話しをお伺いしていて感じたことは、研究員の方って「良い意味で、オタクっぽい」、というコト。
テーマも自分のやりたいことを見つけて、とにかく邁進!
がんセンターの現在の所長さんの研究テーマが、「母乳から感染するタイプの白血病」らしいのですが、その研究のために、アジアから南米まで足を伸ばし、様々な人にお願いをし採血をして(人だけではなく、なんと!ミイラまで採血されたそうです)、研究に励んでいらっしゃる、そんなお話しなど、普段聞けないようなお話まで伺うことが出来ました

そんな研究の中には、「咽頭がん」のリスクを下げるには「コーヒーが有効」というモノもあったり、日本人に多いタイプの「胃がん」に、「乳がん」の分子標的薬・ハーセプチンが最近、有効性が認められた、といった新しいがん治療など、本当に「本当なの?」と思ってしまうモノや「そうなんだ!」というモノまで、とても楽しくお勉強するコトが出来ました。

説明をしてくださった研究員さんは、「台風の影響もあるけど、本当に多くの人に見に来てもらいたいんです。がん研究について、理解を深めてもらうことで、がんという病気を知って欲しい、そんな思いで今回のツアーやパネル展示をしているんです」と、お話ししていらっしゃいました。

世間的には、「がん=死の病」というイメージが先行していますが、このような機会に研究現場などを見ると、治療だけではなく、予防・免疫・遺伝子といった分野での研究も日進月歩だな~と感じます。
「がん」という病気に対する捉え方は、色々です。
最近では「抗がん剤は治療として期待できない」と言うコトを言われる、お医者様もいらっしゃいます。
そのお医者様は、「がん検診など一切受診する気は無い」ともおっしゃっています。
その理由は「医療被曝で、がんになりたくない」というコトのようです。
「例えがんになっても、一切治療を受けず緩和ケアだけを受け、死にたい」ともおっしゃっていれるようです。
それだけの覚悟を持って、「がん」という病気と向き合えるのであれば、それもまた一つの選択だと思います。
でも、多くの人はソコまでの覚悟を持たずに、メディアに振り回され、怖がっているのでは?と思うと、このような「見学ツアー」などは、もっと積極的にされるべきなのでは?と思いました。
上手な宣伝が必要なのかな?(←は、私のお仕事領域ですけどね)
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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

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