さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • TB(-) |
  • CO(-) 
  • [Edit

愛知県がんセンター公開講座・乳がん講座-追記-

話が前後しますが、日曜日にあった「愛知県がんセンター公開講座・乳がん講座」の追記。

公開講座では、色々なスライドなどを使いながら説明がされました。
その中で、手術前の写真や実際の手術中の腫瘍写真、がん化した組織の写真なども見ることが出来ました。
一番衝撃的だったのは、20年以上前「標準」とされていた「大胸筋を含む乳房全摘手術」の写真。
いろいろなところで見る「全摘写真」とは違い、肋骨までくっきり見える。
その見え方も、重度摂食障害患者のような感じ。
とても大人の女性の体のようには見えませんでした。
そのためか?講演者の先生(岩田先生ではなかった)が、しきりに「気分の悪くなられた方は、係りの人に言ってください」と、繰り返していました。
確かに手術中の腫瘍の写真も、気持ちの良いモノではありませんが、個人的衝撃度は「大胸筋を含む全摘手術」でしたね。
今現在も、大胸筋部分にまでがんが浸潤している場合は、摘出の対象となるようですが・・・。

そしてもう一つ発見したことが!
それは、私の手術マーキングがなんとも中途半端というか、マーキングの意味が余りなかったのでは?というコト。
手術前日(=入院した日)、エコーを使ってのマーキングをしたのですが、その時のマーキングが「○に・」。
看護師さんが、「のんチャンさん、マーキング見せてください」と言われ、見せた時「これは、まずいです!手術を担当する主治医の先生に改めてマーキングしてもらいます」と言って、慌てて病室を出て行った、というコトがあったのです。
スパルタな主治医が「マーキング見せて」と言って、確認に来られた時「○書いて・か」といって、不穏な空気を漂わせ病室を出ていかれたんです。
そして今回、その理由を知ったのでした。
普通は、切開する箇所と摘出する病巣箇所にマーキングをするんですね。
私の場合、切開する箇所のマーキングが無かったみたい
そりゃぁ、看護師さん慌てるはずです。
それでも、無事石灰化箇所総て+安全圏を摘出し、左右のバランスに違和感が無い手術をしたスパルタな主治医は、やはり凄腕なのだ・・・と改めて知ったのでした。

参加者からの質問と各先生・看護師さんからの回答(一部)
Q:予防のところで言われていた「食事」について
  牛乳などは、乳がんリスクを高めると聞きますが、牛乳は飲んでも良いのでしょうか?
  また、大豆製品はどんなものをどれくらい1日に摂ればよいのでしょうか?
  一般的にいわれている「健康食品やサプリメント」は?
A:牛乳については、そのようなデータがはっきりとあるわけでは無い。
  ただ、脂肪分が多いとそれだけリスクとなる場合がある。
  大豆製品としては、例えばお豆腐だったら80g/日が目安
  一般的に売られているお豆腐1丁が350~400グラムなので、1日1/4丁だと考えれば良いでしょう
  「サプリメント」については、あくまでも「栄養補助食品」なので、基本は食事だと考えてください
  「健康食品」で乳がんが治りました、ということはありません。
広告的な意味での説明
新聞の刷り広告などで「○○で健康になりました」的な健康食品の広告文があります。
あくまでも「○○で健康になった」気だけで、病気が治るわけではありません。
「病気が治る」と謳えるのは、医薬品だけなのです。
もちろん、どくだみ茶を飲んで便秘が改善された、というコトはあるでしょうけど、それは「ヨーグルトを食べて便秘が改善された」というのと同じ。
広告文としては「朝、すっきり!」という程度の表現で、後は読者に判断を任せているのです。
「体の中から元気にする」というのも、同じコト。
↑については、一応本業の部分ですので説明をしました。

Q:更年期障害の治療として一般的に行われている「ホルモン補充療法」は、乳がんリスクを高めると聞きます。
  「ホルモン補充療法」はしたほうが良いのでしょうか?それともやらないほうが良いのでしょうか?
A:(岩田先生回答)
  確かに「ホルモン補充療法」で乳がんリスクが高まる、という指摘はされています。
  ただ、いろいろ調べてみると「ホルモン補充療法」で使われているホルモン剤を2種類投与されている方にその傾向があるというコトもわかってきました。
  個人的には、「乳がんリスクが高まるから」という理由で、お薬を飲まないで我慢するより、お薬を飲んで元気に過ごすことのほうが、その人にとってプラスが大きいと考えています。

Q:乳がんが肺に転移した場合と、肺がんとでは治療法に違いがあるのでしょうか?
A:(岩田先生回答)
  原発が乳がんで転移をした場合と、原発が肺がんとでは当然治療法は違います。
  例え乳がんの患者さんでも、原発が肺がんであれば肺がんの治療(手術)を行います。
  乳がんから肺への転移というコトであれば、肺がんの治療は行いません。
  治療の中心は、乳がんというコトになります。

Q:昨年の秋に人間ドッグで、マンモグラフィをし、その時にはまったく問題が無かった。
  この春、違う病院で人間ドッグでマンモグラフィをしたら「要精密検査」となってしまった。
  そのようなことは、どうして起きるのか?
A:実は「要精密検査」と言う場合でも、乳がんの可能性が決して高いわけでは無い。
  乳房の違う病気というコトもあるし、水が溜まって影が映る場合もある。
  「要精密検査」といわれても、即乳がんだと考えずに冷静になって欲しい。

乳がんの講座を聞きに来ているといっても、参加される方の情報量や置かれている立場(乳がん治療中か、要精密検査状態なのか)で随分違うモノだな・・・と感じます。
それと、「がん=苦しい抗がん剤治療」というイメージが強いために、いわゆる「民間療法頼り」になりやすいということも感じましたね。
スポンサーサイト

Comment[この記事へのコメント]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

ブログ内検索

最近の記事

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。