さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

がん治療講演会-4-

今回の「がん治療講演会」の最終です。
講演会と一緒に上映されたのは、「希望のちから」という映画。
主演は、ハリー・コニックJr。
映画はじめのタイトルロールに、この名前があった時「アレ?ハリー・コニックJrって、ジャズシンガーじゃなかった」と思ったんですが、やはりジャズシンガーのハリー・コニックJrでした(
デビュー当時は、まだ20代前半で「フランク・シナトラの再来」と言われたんですよね。
我が家にも、CDがあったはず。
どうやら、今では俳優さんもされていらっしゃるようです。

さて、それはともかく映画のお話し。
「ハーセプチン」という分子標的薬は、乳がん患者さんでもご存知の方は多いはず。
私のような「ホルモン好感度タイプ」は、「比較的大人しく治療もしやすい乳がん」といわれていますが、「HER2タンパク」に反応するタイプのがんは、これまで「難治がん」の一つといわれてきました。
しかし、この「ハーセプチン」という分子標的薬が登場したことで、「HER2タンパク反応タイプ」の患者さんたちの命が救われるようになったのです(分子標的薬は、抗がん剤ではありません)。
その「ハーセプチン」の開発~臨床試験~認可に至るまでの道を、開発者であるデニス・スレイモン医師と臨床試験に臨んだ乳がん患者さんたちを中心に描いた映画です。

映画の内容を詳しくUpするのは、無粋というものだと思いますので詳細は省きますが、「新しい薬ができるまでの道のり」の厳しさ、そこに関わる人たちの思い等など色々考えさせられました。
「がん治療薬」そのものの開発は、全世界の医薬品メーカーが凌ぎを削り、いち早く臨床試験⇒市場という競争を展開しています。
なぜなら、「がん治療薬」は認可されれば、それだけで何十億という利益を短期的に企業にもたらすから。
でも、その開発には利益以上の資金が投入されることも少なくありません。
だからこそ、研究開発のスタートというのは、とても厳しい条件の中で始まるのしょう、映画を見ながら感じました。

それだけではなく、いざ臨床試験と言っても、マウスから培養したテスト薬にはじまり、1次、2次、3次と進む過程で、振り落とされる治験者もいる。
治験に参加された乳がん患者さん一人ひとりに、それぞれの家庭があり夢や希望があって・・・治験から外れた人たちにとって、それは「死の宣告」と同じ。
その振り落とされる治験者に、それを告げなくてはならない医師の胸のうちというのはどんなモノなのだろう・・・と。
治験者の思いもわかる分、とても辛いコトなのに、それを淡々と仕事として伝えなくてはならない・・・本当に辛い役割も引き受けなくてはならないのだと・・・。
そして、一つの新薬が市場に出るまでには、10年以上の時間だということも知りました。

今、乳がんの中で一番難治といわれているのが、「トリプルネガティブ」と呼ばれるタイプの乳がん。
でも、この分野でも今現在様々な人たちが、「いのちの希望」のために努力をしていることでしょう。
だから「希望のちから」は、どんな難局をも越えることができる・・・そんな気持ちにさせてくれる映画でした。

ただ・・・何故か日本語吹き替えバージョンのはずが、スペイン語(?)バージョンになってしまって「アララ」でしたが 。

リンクさせていただいたサイトから、iTunesでダウンロードできる方は直接してください。

また、この映画の元になった(?)と思われる本もあります↓。
ハーセプチンHER2-画期的乳がん治療薬残念なことに扱い書店は殆どないようです。

そして、明日の「アピタル乳がん夜間学校」の先生は、この本を監修された中村清吾先生。
要チェックです。


スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

ブログ内検索

最近の記事

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。