さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

経過検診-4-

昨日は、経過検診の4回目。
基本は3ヶ月に1回というスケジュールなんですが、病院が混み過ぎていてやや不定期な進行。
今回はマンモグラフィーとエコーの検査があるため、病院の受付開始時間前には病院に到着。
マンモグラフィーはともかく、エコー検査に時間がかかるため1日の検査人数が決まっている。
もちろん、先回の検査の時に予約を入れてはいるのだが・・・・どのくらいで、エコーが受診できるのか・・・
再診受付を済ませ、外科受付をしていた時、
「乳腺外科で○○先生(=私の主治医)を受診される方以外の方は、こちらで受け付けします」と、受付事務の女性。
実は、昨年9月に受診したときも担当医(=私の主治医)が診察しきれずに、他の乳腺外科の先生が診察をする、と言うコトがあったのだ。
「乳腺外科」の専門医が、まだまだ少ない・・・と言うコトなんでしょうね

11ヶ月ぶりのマンモグラフィー
マンモグラフィー初体験だった、一昨年の乳がん検診から4回目くらいだと思うんだけど、今回もやっぱり
そしてその理由もやっと判明。
マンモで挟まれ押しつぶされること自体のだが、その前に思いっきり引っ張られるのが
といっても、こればかりは我慢するしかない。
左右2方向、計4枚の撮影は、順調に終了。
撮影後のおっぱいは、やっぱり赤くなっていた
ただ、手術をした左側と手術をしていない右側とでは、痛みの違いは無かったことは、チョッと驚いた。な

エコー検査
マンモグラフィーが終わり、エコー室の前で待機。
入院前や手術のマーキングなどを担当してくれた先生ではなく、違う先生。
どんな先生なんだろう?と、チョッとドキドキ。
名前が呼ばれ、部屋に入ると・・・まだまだ若い(と言っても経験をシッカリ積まれた)女医さん。
先生の笑顔で、心和む。
今回担当してくださった先生と、私の乳がん検診を担当してくださった先生とは、仲良しさんらしく検査中にも関わらず、話が弾む(

「最近、乳腺専門医を志す女性が増えてきているんですか?」
と尋ねると
「乳腺だけではなくって、医師を目指す女性自体が増えてきている傾向にあるんですよ」
とのこと。
乳腺に限らず、婦人科系の分野はやはり女医さん希望と言う女性は多いはず。
喜ばしい傾向だと思うけど、女医さんたちの労働環境を整えるためにも法整備は重要な問題なんですね、日本医師会。

気になるコトはありますか?
と聞かれたので
実は、先月あたりから右中~下・外側に、小さな出来物に気がついて・・・大丈夫でしょうか?
エコー画面を見ながら
水が溜まっているだけですから、安心してください
これまで密だった乳腺が、少し減ってきたので分るようになったんだと思います
他の場所にもいくつかありますよ

と、エコー画面で説明
担当医の先生は、なかなか「スパルタな名医」ですから、先生に聞きにくいことを私に聞く患者さんもいらっしゃいますよ(「スパルタ」なのは、私だけではなかったよう・・・)

と言われ、主治医に聞きたかったコトを質問

カテゴリーと進行状態と関連性はあるのですか?
カテゴリーで示される数字は『がんらしさ』を表す数字なだけで、進行状態とは関係ないんですよ。

カテゴリー1          カテゴリー3・4        カテゴリー5
   羊      ⇒     羊の皮を被った狼    ⇒      狼 
                 狼の皮を被った羊
問題なのは「羊の皮を被った狼なのか、狼の皮を被った羊なのか」という点
これはマンモグラフィーだけでは分らないので、より詳しい検査(=マンモトーム生検など)が必要になる。
と考えてくれると、わかりやすいかな?
だから「カテゴリー5」であっても「狼」というコトが分るだけで、「やさしい狼なのか?凶暴な狼なのか?」と言うのは、手術後の病理検査をしないと分らない。
言い換えれば「羊の皮を被った凶暴な狼(=カテゴリー3・4)」なら、手術後の治療は放射線やホルモン療法が必要になるし、「やさしい狼(=カテゴリー5)」なら手術後の治療はほとんど必要ない
と言うコトになりますよ。
だから「石灰化状態で見つかる0期の非浸潤がん」であっても、「限りなく0期に近いカテゴリー5(=やさしい狼)の非浸潤がん」もあれば、「限りなくⅠ期に近いカテゴリー3(=羊の皮を被った凶暴な狼)の非浸潤がんもある」
と言うコトにもなりますね

と、主治医以上に懇切丁寧な説明

私的には、この説明が聞けただけで十分意味のある検診。
待ち時間の長さなど、帳消しどころか収穫の多い時間に。

その後も
でもね、日本人の男性の2人に1人、女性の3人に1人と言うがん罹患率というのは、内紛や戦争、貧しい国の人たちからすれば、羨ましいことなんですよ。
多くのがんは、高齢者の罹患率が高く(注意:乳がんと子宮頸がんなど30代~50代の罹患率が高いがんは除く)、多くの途上国の人たちはそこまで生きること自体が難しい環境にあるんですから。
成人するコト自体、困難な国は世界中にいっぱいありますよ。
それだけ日本が平和で様々な医療・社会制度が整った国でもある、というコトでもあるんですよ。
だからこそ、キチンと検診を積極的に受けて欲しい・・・と言うのが、乳腺担当として思うコトなんですけどね。
だって、がん治療なんて日進月歩。
携わっている私たちも、日々勉強ですから


と言う会話が続く。
エコー検査が終わり
チョッと、おしゃべりが過ぎましたね検査の結果は、問題ありません
と言われ、退室。

本当に、勉強熱心で素敵な先生でした
できれば、次回のエコーもお願いしたい。

再び待合室で待機。
一応予約は9時~になっているんですが、マンモグラフィーやエコーの時間があるので、当然無理!
それは最初から覚悟をしているので、持参した本を読みながら時間を過ごす。

受付番号の表示があり、診察室へ
いつもと同じ様に・・・視触診察。
エコーを担当してくださった先生から、連絡があったようで出来物を含む「水が溜まっている」コトについて「乳腺の病気ではない」と言う説明。
マンモグラフィー・エコーとも異状は見られない、とのこと。
これで、一安心
いつもと同じ様に、私からの質問タイム
いつの時点を持って、完治と言う判断になるんでしょうか?やはり5年ですか?
予後の生存率の基準としては5年だけど、患者さん個人個人に5年と言う基準は無いんだよね。
と言う、なんとも曖昧な答え。
でも、多分そんなモノなのかも知れない。
エコーを担当してくださった先生も話されていたけど、
患者さんは「私の場合」というコトを聞きたがるけど、医師が即答できるのは「統計的な数字」。
人の存在そのものが「個性である」と考えれば、それが「究極の個性」というコトなのかも知れない。


「私の石灰化って、いつ頃から出来はじめたんでしょうか?」
「そんなの、分らないね毎年(マンモグラフィーを)撮影していれば、まだ分るだろうけど・・・今となっては分らない!」
とこちらは、なんとも明快な答え。

「次回なんだけど・・・全身検査をするから」
と言われ
「全身ですか?」
と聞き返す。
「CTと骨シンチをするから。来月の末ではどう?」
とスケジュールを確認。
私の頭の中では「骨粗しょう症」が見つかったらどうしよう・・・と、見当違いなことがよぎる。
来月末の予約を確認し、予約用紙をもらう
「CTがあるというコトは、検査前の食事抜きですね」
と、確認をすると
「書いてあるから、読んで!」
「分りますが、一応、先生に確認しているんですけど・・・」
と、切り返す。
こういうトコロが、スパルタなんですよ。
ご高齢の患者さんの場合は、どうよ!と言うコトです。

血液検査で終了。
この血液検査では、チョッとした悲劇が待っていたけど・・・。
それにしても、「検査貧乏再び」という気が・・・。


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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
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