さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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乳がんは死の病ではない・・・と言うコトを知って欲しい

NHK教育の「福祉ネットワーク」の「キラキラ40」と言う番組で、昨日と今日「乳がん」について放送された。
総合で放送された「ためしてガッテン」では、「その内容、どうよ」と言う感じだったけど、こちらの番組は、「そうなのよ!!!」と頷くことばかり。

番組HP「乳がん 乳房再建」(11月17日放送)
     「乳がん 仕事とお金」(11月18日放送)

私は乳房温存手術を選択したので、乳房再建をしなかった。
執刀してくださった先生の整形技術が高かったのか?一見しただけでは、左右の大きさの違和感は余り無いらしい。(定期検に行くかかりつけ医・婦人科の先生の感想)。
自分では「やっぱり、小さくなっちゃったな~」なのだが・・・。
ただ最近では、乳房温存が出来る状態でも「乳房の形・大きさ」を気にされて、あえて全摘を選び、その後乳房再建をされる方もいらっしゃるようだ。
欧米では、むしろその傾向が強いと聞く。

今回のテーマは、「乳房を失う」と言うコトの喪失感や、その喪失感が与える心への影響についてだったようだ。
いわゆる婦人科系の病気について、日本の社会全体の意識と言うのはとても低いと感じることがしばしばある。
「子宮ガン」や「乳がん」だけではなく、「子宮筋腫」などの良性の病気であっても、「悪いトコロを取ってしまったのだから」と言う意識が支配的だと言うことだ。
でも、子宮にしても乳房にしても女性にとっては、とても大切な臓器。
臓器と言うだけではなく「女性らしさの象徴」として大きく精神的な支えとなっている・・・と言う、意識が理解されていないと言うコトだ。
その結果、多くの女性が負い目をかんじながら生活をしているのだとしたら、それは社会として大きな損失だと思う。

そして、今日放送があった「仕事とお金」と言う問題は、もっと大きな問題だ。
そもそも「癌=死の病」と言うイメージが、強すぎるように感じる。
もちろん、すい臓や肝臓の癌は早期発見が難しく、発見できた時は、相当進行した状態になっていると言う癌もあるし、肺がんのように完治が難しいと言われる癌もある(ちなみに、肺がんはたばこを吸わないコトで、その罹患率は相当下がると言われている)。
しかし、乳がんはとてもおとなしい癌であり、放射線やホルモン療法などで生存率がグンッとあがる癌。
かつて「国民病になるのでは?」と心配された「胃がん」などは、検診が一般化したことや食生活と食環境の変化によって、胃がんそのものに罹る人は減りつつあると言われている。
そんな癌もあるのに、日本では「癌=死の病」だと言う認識がされている。

もう一つ理解されないのは、「悪いトコロを取ってしまえば完治」と言う社会認識。
確かに胃がんなどは、手術で切除してしまえば基本的治療は終わってしまう。
でも乳がんは、手術の後の治療期間の方が長い。
私は「手術したらおしまい」となったけれど、私のような場合は超レアケースだと思う(実は、本当に大丈夫?と未だに疑心暗鬼)。
当然のコトながら、術後の治療費の方が高額になってしまう。
だからこそ、乳がんと闘うためにはキチンと仕事をし、収入を得る必要があるのだ。
なのに、「乳がんでしばらく休みます」と職場で話すと実質的な退職勧告を迫られ、復帰出来ても術後治療の理解を得られず自主的に退職せざる得ない・・・と言う状況がある。
いくら「保険をくるり」と言って、テレビで新しい生命保険を宣伝していても、その程度ではとても賄い切れないというのが、現実なのだ。

そんな状況を変えるためには、一体何が必要なのだろう?
医療関係者の方々からのサポートを受けながら、私たち早期乳がん患者が「違うんだよ!」と、声を上げつづけることだろうか?
難しく、悩む・・・



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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

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