さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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「ためしてガッテン」に物申す

昨夜、NHKの「ためしてガッテン」を見た。
実家の父をはじめ多くの人は、案外この手の番組を信頼し、中には実践をされている方も多いと聞く。
私自身は、この手の番組を余り信用も信頼もしてない。
その理由は、新聞などで既に報じられ済みの内容が、案外多いからだ。
そんな私が何故見たのか?と言えば、「更年期障害」についての内容だったからだ。

ここ1,2年の間で「更年期障害?」と思われる症状が、時々起こるから。
「本当に更年期障害なんだろうか?」と言う、思いから番組を見たのだった。
内容を見て感じたことは「結局、ホルモン補充療法(HRT療法)バンザイ」と言うコト。
でも、肝心なリスクについては「既に乳がんになってしまった方は、進行するので対象にはなりません」と言う程度。
むしろ、ホルモン補充療法開始前には「がん検診」の受診が必要、と言うメリットを強く謳っていた。

でもね・・・「乳がんリスク」の中には、「更年期障害治療のためエストロゲン投与をしている」と言う項目もあるんですよ。
参照:「乳がんになりやすい要因リスト」(J&J「乳がんinfo」より 下へスクロールしてください

それに「乳がん」そのものはとても進行の遅いがんで、「1cmのしこりが出来るまでに10年かかる」と言われている。
とすれば、世間一般的に言われる「更年期障害」の症状が現れる前に「乳がんの芽」が芽生えている可能性の方が高い。
と言うのも、日本の場合乳がん罹患年齢と、更年期障害が現れる年齢が重なる

一方問題となっていた「子宮体がん」については、これまた、違った事情がある。
と言うは日本での「子宮体がん」の罹患年齢のボリュームゾーン(50代~60代)が、「更年期が過ぎた後」だからだ。
参照:「子宮体がん」(がん情報サービスHP・「子宮体がん」より 下へスクロールしてください

もちろん「更年期障害」が現れる40代後半から「子宮体がん」の患者さんが増えはじめる、と言う点では、まったく意味のないモノではないけど・・・でも「がん検診もいっしょに受けられるから、ホルモン補充療法を始めましょう」と言うのは、いかがなものか。

そして、最近何かと話題になっている「子宮頸がん」ですが、こちらは発症年齢が徐々に下がり始めている。
発症のピークが、30代~40代前半。
参照:どんな人がなりやすいの?(「しきゅうのお知らせ」HP 下へスクロールしてください
「更年期障害」が現れる前に、発症する女性が多いんです。
と言うコトは「子宮ガン(=子宮頸がん)検診」は、余り関係ない。

むしろ「更年期障害」で苦しんでいる大きな理由というのは、「更年期障害=女の賞味期限が終わる」と言うイメージがあるからなのでは?
「女の賞味期限」と言うのは、乱暴な言い方だけど・・・閉経してしまえば、「女性」という「性」の最大目的である「妊娠」が出来なくなるわけだから、その意味で「女としての自分ではなくなる」と言う、一種の喪失感があり、それを認めたくないからなんじゃ・・・。

「ホルモン補充療法バンザイ」的番組を作る前に、そんなイメージを払拭するような内容を付け加えないと「更年期障害」と向きあえないんじゃないの?

それと「がん検診の受診が出来る」で、「更年期障害治療(=ホルモン補充療法)」を釣らないで欲しい。
上述したけど、「乳がん」はとても進行が遅いがん。
生存率が95%以上の「0期」の乳がんを見つけるためには、「更年期障害」が現れるのを待っていては遅すぎるし、「子宮体がん」を見つけるには早いタイミングだから。

40代になったら、自分の体調変化に対して敏感になるコト。
そして、不安があればキチンと病院を受診するコト。
そのために、自分のかかりつけ婦人科を持つコト・・・が大切なんじゃありません?NHKさん。
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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
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乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
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