さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

Entries

術後1ヶ月

手術をしてから1ヶ月たった。
当日の夜は、体中が筋肉痛で眠れなかった。
術後初めて見た自分の胸に、ショックを受け「これが、私の・・・」と思い、した。

それから1ヶ月・・・早かったような気がする。
青くうっ血し、薬のために色が変わっていた胸は、ほぼ以前と同じ色になった。
強張り感はあるものの、圧迫感や重圧感のようなものはほぼ無くなった。
石灰化があった部分は、「凹んだままだよ」と主治医の先生に言われていたのだが、その箇所も少しづつ膨らみを取り戻しつつある。
これが、術後を担当してくれた先生が話した「日にち薬」というコトなのだろう。

入院前、心配をしていたコトの一つに「ブラジャー」のことがあった。
というのも、入院の説明を聞いていたときに、看護師さんから
「ワイヤーの入ったブラジャーは、止めてくださいね」
と言われていたからだ。
スポーツブラを持っていなかったわけではないが、普段着けるブラはワイヤー入り。
退院後、最初に買ったのは「ノンワイヤーブラ」だった。
それも相当数のブラを買う必要があった。
おかげで、入院費用以外に相当な出費となってしまった

自宅で、買ったばかりの「ノンワイヤーブラ」を着けてみるのだが、どうも着け心地が悪い。
「収まりが悪い」のだ。
そこで、「ブラキャミ」などの「カップイン下着」を着てみるのだが、コチラもイマイチ。
結局、退院する時につけていた「ストレッチ胸帯」に落ち着く。

それだけではなく、術後肌が過敏になってしまったのか?チョッとした刺激でも痒くなったり、痛かったり・・・。
最初の頃は、手術をした胸側にタオルハンカチを畳んで、手術痕のところに入れ、押さえたりしていた。
術後3週目で分ったことなのだが、「胸が揺れると手術痕が刺激され、痛い」と感じていたようだ。
だから、胸帯のようにガッチリと胸を押さえてしまう方が、安心感だけではなく痛みを感じなかったようだ。
と言っても、その胸帯のマジックテープ部分の作りがチープ過ぎて、それはそれで痛いのだが・・・

他にも「この先、再発のリスク」を考え、気分的に落ち込んだ時期もあった。
本業的視点で考えれば、「病気になった人の気持ち」を考えたモノ・コトが余りにも少ないと、感じたし、そこにビジネスチャンスがあるのでは?と、感じたりした。

もっと気になったのは、メディアやネットで紹介される「乳がん患者」さんというのが、「しこりを発見して・・・」というコトが多いコト。
私のように「非浸潤がん・0期。術後放射線治療もホルモン治療、化学治療ナシ」という人のための情報が、余り無い。
個人的には「私のような場合は、どうなの?」という情報が欲しいのだ。
「乳がんで乳房摘出」と言っても、全摘とは限らない。
なのに、下着などの話になると「全摘」を想定したモノばかりが、ヒットする。
私のように「温存出来た場合」のアドバイスが、余りにも少ないのだ。

もう一つ気になったことは、「乳がん(に限らず癌全般)に罹る=悪いコト」と言う認識が一般的だということ。
病気になることは、誰が悪いわけでもない。
もちろん「生活習慣の改善」や「子宮頸がん」のようにワクチンで、ある程度予防できる癌もある。
しかし、いくら気をつけていても、癌になってしまう場合はある。
患者となった人や家族を心の面から、サポートする体制ができていないような気がする。

そんなコトを感じながら過ごした1ヶ月だった。

本当は・・・この春の陽気に誘われて「そうだ 京都、行こう」の予定だったんだけどな~。
スポンサーサイト

Comment[この記事へのコメント]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Trackback[この記事へのトラックバック]

トラックバック URL
»»この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Menu

プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

ブログ内検索

最近の記事

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブロとも申請フォーム