さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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入院日記6(術後4日目)

入院生活と言うのは、実に単調な日々だと言える。
朝6時起床、消灯9時というのは、普段12時近くまで起きていた私としては、夜が極端に短くなったような気がし、見たいテレビ番組も見られる時間ではない。
と言うコトで、私の楽しみは本というコトになる。
入院用にと用意した本はあっという間に読み終えてしまい・・・院内を自由に歩けるようになってからは、回診後売店まで歩いて買ってくる新聞チェックが、午前中の仕事?になってしまった

考え事となると、どうしても「術後のコト」となってしまい、イロイロな質問を術後を担当してくださる先生だけではなく、フラッと病室に顔を出される執刀医=主治医の先生にしてしまうように・・・

最近、医療現場などでは盛んに「QOL」というコトバが、使われるようになってきている。
「QOL」というのは「クォリティー・オブ・ライフ=(患者の)生き方の質の向上」という意味。
私からすれば、乳がんの手術そのものは現時点では仕方ないと思っている。
もしかしたら、数年後私レベルの乳がんは切開手術をしなくても、薬の投与で終わってしまうようになるかも知れない。
と言うよりも、そのような医学的進歩を願っている。
超が付くほどの早期と思われる乳がんであっても、やはり検査+結果+手術と言うのは精神的にも経済的にも、相当な負担になる。
特に手術となると、体に残る手術痕は心の部分で負担が大きい。

しかし、現時点ではそれは望むべくもないコト。
とすれば、「手術後いかに以前のような胸を取り戻せるのか?」と言う点が重要なポイントとなってくる(と私は考えている)。
それが当面の私にとっての「QOL」だ。
もちろん、手術で切開をし、1/6と言う大きさを取ってしまったのだから、まったく同じと言うわけにはいかない。
それは重々承知。

私が求めているのは、「以前のような柔らかい胸・ふっくらとした女性らしい胸」と言う点だった。
と言うのも、術後2日目にガーゼの間からチラッと見た胸はペシャンとなり、切開をした箇所は青くうっ血し、周囲は抗生剤のために黄色く変色していたからだ。
触る勇気など当然なかった。
ある程度覚悟をしていたといっても、やはりショックだったし涙がでた

それでも、毎朝のガーゼ交換の度に青くうっ血したトコロが薄くなり、薬剤で変色していた箇所が肌色に戻り始めたりし、少しだけホッとするコトもあった。
何より、術後初めて見たペシャンとなった胸が少しづつ元に戻り始めた時には、嬉しかった
実際水を抜いてもらった時、術後を担当してくれている先生に
「胸の形、だいぶかわってしまったのでしょうか?」と、尋ねたりもしている。
先生は
「前の形といっても、分らないけど・・・左右の胸を見て違和感はないと思うよ。術後でまだ腫れていたりするけど・・・」
と言ってくれた。
このコトバで少し安心をしたのだが、やはりガーゼの間から見える自分の胸は、無残なモノであることには変わりない。

そこで、看護師さんが検温などに来た時、何気なく
「リンパ浮腫予防のために、腕とかマッサージした方がいいんですか?」
と聞くコトにした。
乳がんのリハビリと言うのは、術後手術を行った側の腕を動かす事だ。
手術をしたからといって、動かさないでいると腕を動かす範囲を狭めてしまったり、浮腫と呼ばれるむくみが出てしまう。
予防策として、術後から動かせる腕は、積極的に動かす必要があるのだ。
その予防策の一環として、腕などのリンパマッサージは大丈夫なのか?と言う質問をしたのだった。
看護師さんは
「そうですね、のんチャンさんの場合はリンパ節を取っていないので、リンパ浮腫はでき難いと思いますが、やはりマッサージなどは良いと思います」
と言うアドバイス。

ところが・・・その後執刀してくださった主治医の先生は・・・
「特別なことはしなくてよろしい!素人考えでイロイロなことをする必要はありません!」
と言い切られてしまった
続けて
「大体、手術部分を押したりすると、凹んだままで戻ってこなくなるんだよ
と言われ、思わず押してみたくなり、胸に指を持っていくと
「だから止めなさい
と言われてしまった


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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
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  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
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4.自分の希望や考えを伝える
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  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
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