さらな日記 

某水色サッカーチームを偏愛する、元気過ぎる乳がん患者。乳がんサバイバーを目指す、乳がん「備忘録」兼徒然日記 「さらな」とは、サンスクリット語の「安らぎ・癒し」と言う意味

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病を得て考えるコト

このブログを読んでくださった、会社員時代の元上司からメールを頂いた。
「元気か?」といういつもと変わらない内容と共に、高齢の義理のお父さまがすい臓がんを患っていて「告知」について悩んでいる、ということが書かれていた。

おそらく、「乳がんの可能性大、精密検査続き」という内容を読まれて心配してくださったのだと思う。
そして「今の私」を見て、そんな事態になっていると思う人はまずいないと思う。
というのも、ごく当たり前に生活をしているし、落ち込んでいる風にも見えないと思うからだ。

「がん=怖い病気=死の病」というイメージは、今だに根強い。
事実、日本人の死亡要因として「がん」は、1位に上げられているはずだ。
ある統計によると、「日本のがん患者の割合は、男性の2人に1人、女性の3人に1人」だといわれている。
2、3位にある「心疾患」や「脳疾患」は、遠因として「生活習慣病」がある。
「生活習慣病」そのものは、日々の生活習慣で防ぐことが十分できる病気だが、「がん」は「がんリスク」が分っていても、根本的な予防手段が確立しているのは、先日ワクチンが認可された「子宮けいがん」だけだ。
と言っても、11~14歳くらいがワクチン接種有効世代で、自己負担で約4万の費用が必要とされるとなれば、まだまだ普及・一般化までの道のりは遠いだろう。
そんなコトもあって「がん=怖い病気=死の病」というイメージになってしまうのは、仕方ないかもしれない。

ただ、今回「乳がんの可能性大・精密検査が続く」という状況になって、思うコトがある。
もちろん、私のように「アラフィフの独身」という状況と、20代~30代で素敵なパートナーがいたり、かわいいお子さんがいる方とでは、まったく違う。
だから、あくまでも「私場合」という条件付きでの話だ。

それは「Good Wellness・Good Life」というコト。
「自分の人生をより良く生き・過ごす=納得できる生き方」という視点で考えると、人それぞれの価値観で自分で決めなくてはいけないということだ。
もちろん、担当医の先生や家族と相談するコトは大切なコトだし、それが心の大きな支えとなると思う。
でも最終的に決めなくてはいけないのは、自分であることには変わりない。
ある種の「生きる覚悟」みたいなコトをしなくていけないんじゃないかな~と・・・・。

幸い、私の場合「カテゴリー5・集簇性成形石灰化」であっても、しこりも無ければ視触診でも異常が見られなかった。
「がん」の進行レベルからすれば、「ステージ0」という「超早期発見」だったから、そんな暢気なコトもいえるのかも知れない。
それでも、初めての検診でいきなり「二次検査をします。次回はMRIで確認します」と言われた時は、動揺もしたし「何故???私なの?」と落ち込み、嘆いた。
でも「それで終わってしまっては、一歩も前には進まない・・・」と・・・。
「メンタルタフネスなタイプ」と、言われてしまえばそれまでだけど、そう思えるまで泣き・悲しみ・悔しく、嘆いて良いと思う。
だって、「人の死」は「心不全」で、「がん」が人の死ではないんだから。
↑は、解剖学者の養老孟司さんの著書に書いてあったことですけどね。
だから「死亡原因がわからない」と「心不全」で処理される、とも書いてあった。

次回は1月22日の「マンモトーム」
今の病理状態を確認して、入院スケジュールなどについて、もっと突っ込んだ話をしてこようと思う。
自分のことは、良く知っておきたいじゃないですか!

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*Comment

No title 

こんにちは。
先日、立花隆さんのNHKドキュメンタリーの最後の数分を見て、
しまった、全部見ればよかった!と思ったのに、また再放送も見逃しました。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/091123.html

ご自身が癌になった立花さんが、いろんな角度から癌という病気(治療法から最後は死に向かう精神的境地まで)に様々な角度から冷静にアプローチされた番組のようでした。
次回放映されたら絶対見たいと思います。

のんチャンさんはお若いし、立花さんのように進んだ癌ではないので、(まだ癌と決定したわけではない)一緒にしてはいけませんが、
のんチャンさんの「Good Wellness・Good Life」というお言葉が、
最後まで「生きる質を落とさずに生ききる」と方向性を定められた立花さんの言葉を思い起こさせました。

のんチャンさんのご指摘通り、癌は三人に一人の病、けっして他人事でなく、いつ自分が罹る病気かわからない。
そして現在、(体は)病気じゃなくても、「Good Wellness・Good Life」の精神を見習って、私も日々を生きたいと思います。

うちの父の場合は、わかったときは余命宣告、もう手の施しようがなく、そして父の性格上、「残りの人生を良き生き方を」というより、「残された家族のために家の整理を」選ぶ人だとわかっていたし、治療を諦め、がっくりする人だということもわかっていたので
時代遅れかもしれませんが、告知という選択をしませんでした。
本当に、今では考えられない時代錯誤かもしれないけど、父の場合に限っては、あれでよかったと、今でも後悔はないです。

のんチャンさんは、もし癌としても幸い早期発見、治療も日進月歩に進んでいますので、一刻も早い治癒をお祈りしています。
のんチャンさんのことなので、ご病気を逆手にとって、ご自分を見つめなおす機会にし、ワンランクアップされるような気がしています。
それでも何か誰かに話してみたい気分のときは、いつでもご連絡ください。

お正月気分でもないでしょうけれど、本年はお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。
  • posted by ジルちん 
  • URL 
  • 2009.12/30 11:45分 
  • [Edit]

コメントありがとうございます。 

ジルちんさん、コメントありがとうございます。

私の場合、今現在「乳がん」と断定されたわけでもなく、例え「乳がん」であっても「超早期」という状態なので、暢気なのかも知れません。

お父様の時は、大変でしたね。
人の価値観は、それぞれです。
「人生観」となれば、その時々で大きく変わってもおかしくないとも思います。
だから「人生に正解はない」んだと・・・。
その意味で、家族として「告知しない」という選択も良かったのではないでしょうか?

映画好きなジルちんさんはご存知かも知れませんが、ジャック・ニコルソン主演の「最高の人生の見つけ方」という映画は、そんな意味で参考になる「生きるアドバイス」があるかもしれません。
http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/

今年もありがとうございました。
そして、来年もよろしくお願いします。
無駄口を聞いて下さいね。
  • posted by のんチャン 
  • URL 
  • 2009.12/30 20:38分 
  • [Edit]

実は…(再びお邪魔します) 

再びお邪魔します。

その映画、三越映画館で、今年見て来ました。
名優二人の素晴らしい演技に圧倒されましたよ。

ここに宣伝ですが、記事を書いているので、お時間合ったら覗いてください。

http://kakenshoku.blog46.fc2.com/blog-entry-192.html

いえいえ、私こそ、自分が病気に直面してないので、暢気なコメントしかできなくて、申し訳ないです。
またいつでもいろいろ心のうちをお話くださいね。

再び、、、よいお年を。。来年もよろしくお願いいたします。
  • posted by ジル 
  • URL 
  • 2009.12/30 21:32分 
  • [Edit]

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プロフィール

のんチャン

Author:のんチャン
某水色サッカーチームサポで、元重度鉄欠乏性貧血患者
2010年3月乳がんの手術。現在普通に生活。
乳がん「備忘録」兼サッカーやお料理などを気ままに不定期更新。
本業は、密かに「地域密着系スポーツ・マーケティングプランナー」を目指す、売れないマーケティングプランナー
母屋ブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/happy-kernel-0297

乳がんと闘うみなさまへ
「患者力を高める5のポイント」
1.不安や疑問があった時は、再予約をしても聞くようにする
2.大切な面談(検査結果を聞くような時)は、家族や友人と一緒に聞く
  もし、一人で行く場合は、レコーダーなどに録音をする
3.聞きたいコトは、5つ程度のポイントにまとめ、メモにし診察時に見せるようにする
4.自分の希望や考えを伝える
5.医師の目を見て話す
  もし、目を背けるような担当医であれば、「○○先生」と呼びかてでも自分に向かせる
 
以前出席させていただいた「J&J・乳がんメディア&ブロガーセミナー」で、医療ジャーナリストさんがお話されたコトです。
是非、参考にしてください。
そして「がんサバイバー」を目指しましょう。

乳がんについて詳しく知りたい方へ
日本乳癌学会のサイト内に、一般向けサイトがあります。
リンクを貼りましたので、そちらからアクセスをして下さい。
乳がん?と思ったら、必ず専門医に相談をして下さいね。
そのための参考サイトです。

「質の高い乳がん検診」を受けるため、NPO法人日本乳がん検診精度管理機構認定の施設、マンモグラフィ読影医師、そしてマンモグラフィ放射線技師のいるリストを参考にしてください。
「施設・読影医師・放射線技師」の3条件が揃うことが、重要です。
それぞれのリストをリンクしました。ぜひ参考にしてください。


国立がんセンター精神腫瘍学グループでは、患者さん向け「質問促進パンフレット」等を用意しています。
下記リンクよりアクセスをお願いします。
PDFファイルですが、是非、重要な面談の時の質問などにご活用ください。

名古屋のがん拠点病院で「傾聴会」を開催している、NPO法人ミーネット。
乳がんに限らず、がんについて不安なことがあれば気軽にご相談下さい。
また、市民向け公開講座なども開催しています。
下のリンクよりスケジュール等、ご確認下さい。

乳がんと子宮体がん経験者の桃杏さんが、乳がん患者さん向けの傾聴会を東京で始められました。
Pink&Paechさんのリンク内のブログから、お問い合わせ下さい。

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